番外編
その3 女子会
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
? ――あっ、ごめんなさい」
無自覚の内に殺気を放っていたらしい。いけない。咲は頭を振る。いくらインヴィットの人間とはいえ、メイは関係ないのに。
「ねえ、メイさん。城乃内さんのメガネってダテ?」
トモが唐突な質問を口にした。フォローされたと分からない咲ではない。できるなら今すぐトモにぎゅーっと抱きつきたかった。
「さあ〜。取ったとこ見たことないなあ。あ、でも本人は『視えなくはないけど多少像がブレる』とか言ってたっけ」
「へえ。やたらメガネ強調するから、ファッションだと思った。メイさんのは?」
「あたし? あたしはダテ眼鏡〜」
無難な話題へ流れて行く会話に、咲はこっそり安堵の息をついた。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ