第二章
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はある。
「しかし我が国はだ」
「まあそれはありませんでした」
「評判は落としていません」
「むしろ」
考えてみればであった。そうなるのだった。
「そうした狡猾なことをしなかったせいで」
「そう、ちゃんとした値段よりも高めで売ってあいてに利益を与えているので」
「各国から評価されています」
このことは否定できなかった。
「騎士道的だと」
「昔のイギリスからは想像できないとも言われていますが」
実際にはイギリスも歴史的には相当なことをしてきている。このことを否定できないことは仕方ないと言うしかないのであった。
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