暁 〜小説投稿サイト〜
とある3人のデート・ア・ライブ
第一章 精霊
第1話 運命を変える封筒
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中では一番偉いのである。

「ったく、テメェはよォ……」

「あ、やっと起きた!ってミサカはミサカは喜んでみたり!」

「人の腹の上で遊んでンじゃねェ!!」

「ギャー!!ってミサカはミサカは逃げようと試みt……いたたたた!!」

一方通行が打ち止めの頭を両手でごりごりさせる。彼なりのお仕置きでもあるのだが、まあ如何せんこれが痛いのだ。それでも打ち止めがイタズラを辞めないのだから、打ち止めはそういうタイプの人間ではないのかと勘ぐってしまう。

「朝から元気じゃん」

と自分の部屋に入ってきたのは黄泉川愛穂。警備員(アンチスキル)のメンバーで高能力者が相手でも拳銃を向けないのがポリシー。でもレベル3程度の相手なら銃器を使わずとも制圧出来る格闘技術を持つ。

ちなみにこの人が一方通行、打ち止め、さらにはまだ寝ているであろう芳川桔梗と番外個体を家に招き入れた張本人でもある。

「……チッ」

「そういやお前あてに封筒が届いていたじゃん」

「封筒だァ?」

黄泉川に言われて手渡された封筒を見る。表には『大切なお知らせ』と、裏には学園都市統括理事長と書かれていた。

「(統括理事長が俺になンのようだ…?)」

疑問に思いながらも封筒を開ける。中に入っていたのは白い紙一枚だけだった。

折りたたまれた白い紙を開けて、その内容を見ていく。

それは、あまりにも簡潔した、でも彼らには聞き覚えのない内容だった。









「「「空間震の調査?」」」

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