24話:もう1人
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由でオレに復讐するつもりなんだ。
「ヒフミちゃん、今夜は何プレイがお望みかな?」
変態魔女が戦闘態勢に入った。
「ノ、ノーマルでお願いします………」
「え、何だって?? アブノーマルがいいって??」
ちがーう、誰もそんなこと言ってねぇ。
難聴スキル、恐るべし。
「じゃ、じゃあせめて猫耳がいいです……」
襲われるなら、セク〇スするならそれで一回はヤられたい。
「おっと手堅いご注文だね。猫耳だけでいいのかい? 尻尾も付けるべきだとボクは思うんだが」
「じゃ、じゃあ猫耳と尻尾だけでいいです」
「オーケー、尻尾を追加しといたよ。しかし何だが遠慮気味だね? 耳と尻尾だけじゃ不服だろ?? だから追加サービスで猫ヒゲも付けといてやるよ」
「いやいや、もう十分だから……ッ!!」
徐々にヒトから猫になる変態を見て恐怖するオレ。人獣恐るべし妖艶さだ。
「まぁそう遠慮するなって、キミの悪い癖だ。他の人に対してはそれぐらい謙虚でいいんだけど、ボクとキミとの仲だぜ? もっと無茶難題要求していいんだぜ? もっと欲望ぶつけて来いよ!!」
「………。」
これ以上は本当に無理です。
「はぁ、駄目だよヒフミちゃん。もっと欲求してくれなきゃ燃え上がらないよ!! だから、猫耳プレイはおわずけだ」
「そ、そんなッ!!」
猫耳プレイなら勝てそうだったのに!!
「というワケで発情期な猫よりももっと興奮する種族で燃え上がろうぜ?? ヒフミちゃん。ここは一つ、昆虫プレイってどうだろうか??」
「ひ、ひぃぃっ」
オワタ。
そいつは昆虫つーかクモだた。
ダメ、その大きさがダメ。キモすぎる。蜘蛛ってだけでヤバイのに。
上半身はヒトの形だが、下半身は完全に蜘蛛なアラクネとかいうバケモノ。
変態曰く、見るだけでおぞましくて鳥肌ものだが、恐怖の先にある快楽は極上なものに変わるらしいからアラクネのテクを是非体験させてくれるとのこと。
「ムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリ本当に無理だからなそんなプレイ!! だからお前を倒す!!」
「あっはっはっは、前回のヘビプレイは最後までイケなくて残念だったけど、今回は逃がさないよ」
「ふぇぇ……」
もう、オレはいきなり【魔術】を発動して大きな【槍】を出現させるが、こんな武器で、こんな霊装で変態に魔女に勝てるわけもなく次の瞬間……
「ヒフミちゃんは相変わらず弱いね。それじゃ頂きます」
「ぎゃぁぁあああああああああああ!??」
アラクネな変態魔女に美味しくいただかれ、
「おいおい、何そこで終わろうとしてるんだい。
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