28話
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のはママといっしょ!」
そういっているが周囲になのはやフェイトの姿はない。
「ヴィヴィオよ。そのママだが、いないんだが」
「え?」
ヴィヴィオは周りを見回す。そして。
「ママいない!ゆう、ママのところつれてって!」
この幼女。泣くどころか俺を利用する気だ!?面倒だ。しかし、放置すると後が怖いのも事実。
「はいはい。わかったよ。ちょっとまて」
夕はため息をつきながら念話でなのはに呼びかける。
【おい、なのは】
【うあ!びっびっくりしたぁ。その声は夕君?】
【そうだ。今どこにいる?ヴィヴィオが俺の目の前にいるんだ】
【ヴィヴィオが!?よかった〜。今探してたんだよ】
【何でもいいから早く場所教えてくれ。目の前の我が侭幼女がうるさいんだ】
こうして念話してる間もヴィヴィオは「まだ〜?」「早くママの所にいこうよ」など夕に要求しているのだ。
【わかった。場所は…】
なのはに居場所を聞いた夕はヴィヴィオを連れて移動する。
「なのはの居場所がわかったから行くぞ」
「わかった〜」
ヴィヴィオは夕の横に並び手を繋いでくる。夕は気にせず好きにさせる。 幸いなのははすぐにみつかった。
「ママ!」
なのはを見つけたヴィヴィオはダッシュでなのはに近づいてなのはの足に抱きつく。
「よかった。ダメだよヴィヴィオ。ママから勝手に離れちゃ」
「ごめんなさい」
抱き締めた後、母親らしくヴィヴィオを叱るなのは。ヴィヴィオも大人しく叱られている。
「ありがとうゆ………誰?」
「おい」
何でこの姿で会ったことないヴィヴィオがわかって、会ったことのあるなのはがわかんないだよ。
「あ!夕君か!」
「思い出したようだな。というか忘れるな」
「にゃはは。ごめんなさい。まだ慣れなくて」
まぁこの姿になって日が浅いから仕方ないか。
「慣れてくれ。元の姿には戻れそうにないから。たぶんこの体で生きていくことになるだろうからな」
「努力します。それで夕君は何でここに?」
「週一の健康診断だ。確り見てもらわないと何が起こるかわからないかならな」
なのはの問いに答える夕。
「そっかぁ、ヴィヴィオと同じだね」
「おなじ〜」
「そうだな」
その後、ヴィヴィオがシスターに呼ばれて診察室に入っていった。
「それじゃあ、俺は帰る」
「待って夕君、家で夕御飯食べていかない?ヴィヴィオももっと夕君と話したいみたいだし」
帰ろうとしたらなのはに夕飯の誘われる夕。誘いを受ければ夕飯代が浮くな。その代わりヴィヴィオの相手はしないといけないな。どうするかぁ。夕は少し考えて、
「そのお誘い受ける」
「本当!よかった。断られたらどうやって連れて行こ
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