第一章
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はじめた。
汚職を禁止し厳罰まで定めた法案が議会を通った。実際に収賄やそういうことをしていた政治家や官僚は次々と逮捕された。
そのうえで政治改革を行い統治システムはかなり合理的なものになった。政治家の権限も大きくなり官僚は厳しく監視されるようになった。
その政治家もだ。少しでも汚職やミスがあれば大統領に即座に罷免されるようになった。極めて中央集権的なものになった。
国民はそれを見てだ。素直に喜んだ。
「クロムウェルはやってくれているな」
「ああ」
「全くだ」
こう言って笑顔で彼を讃えていた。
「彼が知っていればな」
「それで問題ないよな」
「頼りになるよ」
「俺達の為にしてくれてているしな」
確かに彼は私がなかった。あくまで国民の為、国家の為に考えており動いていた。しかしであった。その彼がなのだった。
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