<2:if編>
フェイトの場合 CASE-1 のおまけ
[2/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
と湿っぽい音を立てる。
「んっ・・・ゲオルグくぅん」
一瞬唇を離して声をあげるなのは。
だが、ゲオルグがなのはの唇を追いかける。
「きゃっ、ゲオルグく・・・んっ!」
ゲオルグの手が前に回りなのはの頬に添えられ、
今度はゲオルグがなのはの唇に口づける。
そしてゲオルグの手がゆっくりと下に降りて行き、なのはの豊満な胸に触れる。
「んっ・・・」
喉の奥でくぐもった声をあげるなのは。
ゲオルグに胸を触られ、少し距離をとろうと身をよじる。
しかし、ゲオルグはお構いなしに揉みしだき始める。
「あっ・・・やあっ・・・」
容赦のないゲオルグの攻撃に耐えかね、なのはは思わず唇を離して声をあげる。
「ゲオルグくんっ、ちょっ・・・きつい」
「ん、悪い。 大丈夫か?」
ゲオルグは慌ててなのはの胸から手を離し、心配顔で覗きこむ。
なのはは心臓のあたりに手を当て、肩を上下させて大きく深呼吸をする。
何度か繰り返したところで、呼吸が落ち着いてくる。
「・・・・・だいじょぶだよ。 ちょっと、感じすぎちゃって」
「ちょっと胸を触っただけなんだけどなぁ・・・。
なのはが大好きな乳首も触ってないし。 っつーかブラの上からだぜ?」
「・・・だって、わたしだってひさしぶりなんだよ、ゲオルグくん」
潤んだ目でゲオルグを見上げるなのは。
ゲオルグはなのはの頬に手を当てると顔を寄せる。
が、唇と唇が触れあう直前でなのはの手によって阻まれる。
「・・・寝室に行こうよ」
ゲオルグは無言で頷くとなのはの腰に手を添えて部屋のドアを開けた。
夜もだいぶ更けていて、明かりの消えた廊下はしんと静まり返っていた。
そのなかをゆっくりとした足取りでゲオルグとなのはは歩いていく。
寝室のドアの前まで来た2人はゆっくりと開けて中に入った。
ゲオルグは後手でドアを閉めると、傍らのなのはを抱き寄せようとする。
だが、なのはは手でゲオルグの胸板を押して抵抗した。
「ベッドまで我慢して。 ね?」
ゲオルグは再び無言で頷くと、なのはの手を引いてダブルベッドのそばまで来る。
2人はベッドに腰を下ろすとお互いの顔を見つめあった。
そして、どちらともなく唇を合わせる。
はじめはついばむようなキスだったのが、貪るような激しいキスに変わるのに
さほどの時間は必要なかった。
ペチャペチャと湿った音がしんと静まり返った寝室の中に響く。
「脱がすよ」
「うん」
ゲオルグはなのはが来ているパジャマのボタンに手を掛けると、
一つ一つ外してはだけさせる。
少し紅潮したなのはの肌が露わになり、ゲオルグはなのはの背中に回ると
後からなのはの身体を抱きしめる。
胸の下辺りに
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ