暁 〜小説投稿サイト〜
チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『別荘』
[1/4]

[8]前話 前書き [1] 最後
二人の魔法少女達の激闘の日から1日明け、別荘は朝を迎える。

「くぁ〜……流石にまだ眠いな〜」

早めに寝たとはいえ外はまだ暗さを残しており今の時間がまだ早朝である事がわかる。

日も上りきらぬ暁の空を眺めつつ体を伸ばし、その身に纏う服を脱ぎ捨て動きやすい服装へと着替える。

「さて……朝の散歩にでも行くか」

部屋の扉を開け外にでると朝の少し冷えた空気を感じる。


部屋を出て周りを見渡すとあくびをしながらも箒などの掃除用具をもって辺りを掃除する猫の姿をちらほらと見かける。

「おはよう」

俺が声をかけると、

「ニャニャ! ご主人ですかにゃ!」


「あぁ…昨日早めに寝たせいかついさっき目が覚めてね」

「そうですかにゃ」

「とりあえず散歩でもして暇を潰すさ」

「わかりましたにゃ」

俺はアイルーと別れて中央広場で足を運ぶ。

「さてと……とりあえず練習中の『波紋の呼吸』をするか……」

俺はゆっくりと深呼吸をして体内に空気を取り込み、それと並行して体内の『気』の動きも感じる。

最近わかった事だが人間の『気』には一定のリズムがあり、そのリズムに合わせて呼吸する事によって体内に力を発生させる事ができるようだ。

「スゥ……ハァ……スゥ」

身体の中を廻る血液や心臓と気の動きのリズムを感じそれに合わせて呼吸する事によって体内に波紋が生まれる。

両手に波紋の力を集めるが、

「アイタッ!」

バチッ!と電気がスパークするような音と共に両手が弾かれる。

「いたぁ〜……また失敗かよ」

波紋を発生させるまではできたけどそれを維持して放出させるのが上手くいかない。

「とりあえずは要練習ってとこだな」

引き出しが多い方が戦闘や他のところでも有利になるから使えるものは増やしておくに越したことはないな。

最初から波紋の呼吸が出来るジョセフはすごいな。

「さてと後は瞬動の練習と技の練習だな」

それからしばらくの間瞬動と技の練習に時間を費やし日も昇ってきたところで一度練習を切り上げる。


そして最後の締めに、

「朝のジョジョ体操で終わるか」


それからしばらくの間ジョジョ体操を続けると、

「ゼェ……ゼェ……かなりしんどい」

普通のラジオ体操でも最後までやるとしんどいのに波紋の呼吸も使ったジョジョ体操は俺でも体力が切れるぞ。

「とりあえず戻ってシャワーを浴びよう」

一度自分の部屋へと戻るべく歩いていくと、

「あら? 早いのね」

廊下でプレシアと会う。

「プレシアこそ早いな 昨日あんだけ飲んだのに大丈夫なのか?」

しかもかなり度数の高い(値段も)酒ばっかり飲んでいたけど大
[8]前話 前書き [1] 最後


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ