『第四十二話』〜特訓開始〜
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
……]]
一人とニ機の間に沈黙が続く………
「……ハァ、分かったそこまで言うなら勝手にしな」
そう言うと拓斗の両側に魔法陣が展開し、そこからいくつものジュラルミンケースが出てきてゴトゴトと床に落ちる。
「拓斗、これは?」
「以前に俺がデバイス用に開発したオリジナルのカートリッジシステム及びそれ用のアウトフレームパーツだ。現在存在するカートリッジシステムよりも負荷は大幅に少なくなっているはずだ」
「「「な!?」」」
か、開発って!?
「じ、自分で作ったって言うのか!?」
「そうだ。カートリッジシステムの欠点をどうにか出来ないかと思って作ってみたんだが、負荷を減らすくらいしかできなかったよ」
「そ、それでも十分凄いのですが………」
ジュラルミンケースの中の二つを開いてこちらに見せたのはカートリッジシステムと思われるパーツ。
「別に凄くは無いさ。家にある書物を見ながら作っただけだからな。トリガーとデバイスは構造が大きく違うから上手く作れなかったしな」
「上手く作れなかったって……どう見てもS級デバイスマスター並の完成度なんだけど………」
拓斗にツッコミを入れたアリシアの言うとおりだ。僕はデバイスマスター程知識は無いけど、これがどれだけ凄いものかがわかる。
この人に欠点は無いんだろうか? あったとしてもそれも上手く活用しそうだけど………
「これらのパーツの説明も中に入ってるはずだ。じゃ、俺は行くぞ」
拓斗はそれだけ言って部屋を後にしようとした途端、足を止めレイジングハートとバルディッシュに
「勝手にだが俺がここまでしたんだ……護れないなら承知しないからな」
そう言った。
[I know]
[The'm sure I can definitely be safety kept on]
「よし」
ニ機の返事を聞いて満足気な顔で頷いて部屋を後にした。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ