そう……巨龍召喚
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
んに用が有ったりする」
「私に、ですか〜?」
意外ですね〜。
ミカさんは父さんのお友達らしいですけど、だからってあの人みたいな理由ではないと思うんですけど・・・とはいえ、私に、となるとあれ以外にはないんですよね・・・
「うん。ちょっと聞きたいことがあってさ。今日、何か普段とは違うことって無かった?」
「今日、ですか〜?」
そうですね〜・・・
「ナンパされましたよ〜?」
「去年は多かったけど、今年に入ってからは一回目かな?」
「ですね〜。まだこの町にあんな人たちがいたとは、意外でした〜」
まあ、これじゃないんでしょうけど。
「他には・・・よく分からない手紙が、届きましたね〜」
「どんな手紙だい?」
食いついてきました〜。
「えっとですね・・・あ、有りました〜。これですこれこれ〜」
私はそう言いながら、今日拾った手紙をミカさんに渡します。
なんなんでしょうね、あれ〜?
「ふむふむ・・・へえ、予定してたよりはちょっと早いかな」
「予定、ですか〜?」
「ああ、気にいないで。こっちの話」
気にしないで、と言われると気にしたくなりますよね〜。
「何のことなんですか〜?」
「・・・気になる?」
「ええ、それはもう。それに・・・そろそろ、そのお手紙も開けたいんですよね〜」
手を伸ばして取ろうとすると、手紙を引っ込まれました。
ぶー、なんでですかぁ?
「・・・まあ、そろそろころあいかな。いや、むしろこれだけ時間があったことを喜ぶべきなのかな?」
「ミカさん、何を言ってるんですかぁ?」
「ん?いや、ね。ちょーっと友達の遺言を実行するタイミング、早めることにしたんだ」
ミカさんがそう言って指を鳴らした瞬間に・・・
私は、何もない白い空間にいました。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ