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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第50話 カーニバル襲撃
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了解っす!!」
返事と共に、リーガルは魔力刃を展開したブラックサレナの攻撃を避け、カウンターと同じ要領で腹部にステークを叩き込んだ。
「よし!!ウルフ3、地上部隊のバリアアーマーは………」
「やっぱり敵に操られているみたいでレジアス部隊長の方も大混乱みたいです」
そう言って桐谷の問いに答えるリーネ。
「でもどうして私達のバリアアーマーは平気なんでしょう〜?」
「それは俺のアルト、ゲシュペンストがイーグレイ博士が開発したものだからだ」
フィーネの問いに桐谷が答える。
正式に採用されたゲシュペンストであったが、実際にロールアウトされるのは来年とまだ採用されたばかりで、そのテストパイロットでもあるリーガル達のゲシュペンストのデータを解析している状態であるため、どの部隊もゲシュペンストが配備されていることは無かった。
(しかし………現在動けるバリアアーマーは実質5機………クレインめやってくれる………!!)
舌打ちしつつ周囲に目を向ける。
その場から見てもバリアアーマーを着た地上部隊が管理局の魔導師を襲っている。
「これははやて達六課に協力して当たるしか無いかもな………」
「隊長、それはレジアス部隊長が認めないと思います」
そんな桐谷の呟きにウルフ1のボウカーが真っ先に反論した。
「ウルフ1、部隊長の指示を煽る余裕は無い、現状地上部隊が更に悪い状況を作っている以上、機動六課に協力を依頼して協力するのがベストだ」
「ですからそれを決めるのも部隊長です。勝手な行動は………」
「ボウカー!!」
大きな声でボウカーに怒鳴る桐谷。
「この部隊の隊長は誰だ?」
「………加藤桐谷、あなたです」
「レジアス部隊長が機動六課を良く思っていないのは俺も重々承知だ。だが、今の状況はそんな些細な事を言っている場合じゃない」
「些細な事………ですか?」
「ああ、些細な事だ。管理局員は何の為にいるんだ?今最も優先しなくてはいけない事は何だ?それはこの事態を早急に鎮静化し、これ以上民間人に被害を出さない様にするのが目的だろ。部署なんて関係ない、同じ管理局員として協力するべきなんだよ!!」
そんな桐谷の言葉に何も言わずただ黙っているボウカー。
「隊長!!他の地区に地上部隊のバリアアーマーが集中!!今の魔導師部隊じゃ抑えられそうにないです!!」
「ウルフ1、ここの指揮は任せる。六課への連絡も俺がするし、俺の独断だからお前の不手際じゃない。だから今の現状を打開する事を最優先に考えろ」
ウルフ3リーネの報告を聞き指示を出す桐谷。
「………了解です」
渋々ながらボウカーは返事をした。
「俺は今から連絡のあった地区へと向かう。ここは任せたぞ?」
「隊長!?」
「何を言って
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