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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第50話 カーニバル襲撃
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た。
「………それじゃあ改めて流れを確認します」
そう言って小さく固まった5人。それを確認して星は話し始めた。
「私達の目的はレイの確保です。そして役割ですが、前に説明した通りです」
「僕が先頭でレイと一騎打ちだね!!」
「私は皆の盾になりながらライの援護」
「アタシは星とユニゾンして夜美と共にバインドで捕まえる」
「それで捕まえたのを確認した後、皆で一斉にバインドで動けなくするだな」
「はい。いくらレイでも動けなくなれば神速を使っても無意味でしょうから」
星達の作戦は実にシンプルだった。ライが零治の動きを止め、星と夜美がバインドで動きを止める。そして止める事が出来たなら優理も含めて全員でバインドで身動きが出来ない様にする。それまで優理は防御とライの援護に徹し、アギトは星とユニゾンする運びだ。
「唯一の問題はレイがバインドをどう解くか………だな」
「はい。前のレイならブラックサレナやアーベントの鎧を着る、または解除によってバインド系の魔法を回避してきましたが………それに神速に転移と回避する方法は様々ですので、1回目で成功しないと2回目以降は成功確率が一気に難しくなるでしょう………」
「と言う事は1回目でバインドで必ず捕まえてそれで逃げられない様にしっかり捕まえないといけないってわけだね」
「キツイな………」
ライの言葉に険しい顔で呟くアギト。
「やるよ。どんなに難しくたって絶対にレイを助ける」
「優理………うん、そうだね!!」
「絶対にやり遂げます。そしてこれからもずっとレイと一緒に生きるんです」
「そう、我等はレイと共にこれからもずっと………」
「そうだな、アタシにとってもやっと見つけたマイスターなんだ。あの時、助けてくれた様に今度はアタシが助ける!!」
そう互いに意思を確認した後、カーニバル会場に目を向けた。
「………そろそろ演説が始まると思います。恐らく敵も動くでしょう。皆、準備を」
「通信を乗っ取られました!!」
「修復を急げ!!それとどこから配信しているか逆探知も忘れるな!!」
「は、はい!!」
付近の魔導師達に指示を出した後、クレインの映像に目を向けるヴェリエ。
「クレイン、何故今頃………!!」
拳を握りしめながら小さく呟いた………
『いきなり演説に割って入って失礼しますね。私も皆に伝えたい事があり、こうして公然の場に顔を出した訳ですが………私は興味がある事には必ず確認しないと満足できない性格でね。どうしても見たい物があるんだ』
「何を言ってるんだあの科学者?」
「分からへん、一体何を考えておるんや?」
はやてやヴィータが呟いた
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