暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第50話 カーニバル襲撃
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着きを取り戻し、皆、再びヴェリエ元帥の言葉に耳を傾けた。

『殉職者を減らす為にと言うのが開発のきっかけとなったバリアアーマーですが、それには1つ欠点がありました。それはその鎧の重量。………かなり力自慢の者でもそれを動かすのは至難を極め、恐らく人では操れないほどの重量となりました。………しかしそもそもの前提、殉職者を出さないためにはどうすればいいか。そこで思いついたのが操るの者を人ならざる者にする事です』

そこで再び会場にざわめきが起こった。

「何を言っているの………?」
「………」

スバルが何も言わず少々睨めつける様に画面に注目している事にティアナは気が付いていなかった。

『そこで私は閃きました。人の形をしたロボット、『アンドロイド』を使ってのブラックサレナの稼働。そうすれば任務で殉職する局員を減らし、更に危険な任務でもアンドロイドであれば行動出来ると。そうすれば更に検挙率も上がり、発生率、殉職者の人数も減っていくでしょう。そうすれば近いうちにミッドチルダは完全な平和の世界へと変わっていきます。だからこそ私はここに宣言します。アンドロイドによるバリアアーマー『ブラックサレナ』の力で、このミッドチルダを何時か犯罪の無い世界を………』
『それは無理な話ですよヴェリエ元帥』

それはいきなりだった、映像の上に更に映像が上書きされて映し出された。

『初めまして皆さん。私はクレイン・アルゲイル。バリアアーマーの創始者にして、アンドロイドの設計者でもあります』
「クレイン・アルゲイル博士………?」
「でも何でこのタイミングに………それにさっき元帥がブラックサレナを流用したって………」

そしてこの後、このミッドチルダに大きな事件が巻き起こる………
























演説が始まる5分前………



『星君達、準備は良いかい?』
「はい、こっちはOKです」

カーニバルの会場の近く、星達有栖家5人は皆一緒にミッドチルダに来ていた。

『私はもう少ししたら着くが、別行動にするよ。まあこれはもし私がスカリエッティだと気が付かれた場合、共犯者と思われない為の措置だ』
「はい、了解です」
『そして戦力はノーヴェ達含む妹達は大悟君の提案通り、機動六課付近に居てもらった。もしあちらに零治君が現れた場合は予め設置しておいた転移装置で移動しておくれ』
「はい」
『最後に、絶対に無理をしない様に………』
「分かってます。でも私もライも夜美も優理もアギトも絶対に諦めませんから」

そう言って星が皆の顔確認するが皆しっかりと頷いた。

『そうか。………私の方で先に接触した場合も直ぐに連絡する。幸運を祈るよ』

そこで通信が切れ
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