第1シーズン 〜千年の謎〜
第一章 【THE NEW STORY】
第五話《デッドナイト》
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
ょっとは強いんだろうな?」
俺は、ナイトにあと1メートルほどのところまで接近すると、地面から離れナイトの顔面めがけて拳を放つ。
バシイィィィィィィィィィィィィィイイン!!!
「へ?」
気がつくと俺は、身体の向きが真逆になって全く関係のないところに拳を打ち込んでいた。
「いっ、今、何が!」
動揺する俺をみて、ナイトは言った。
「この調子じゃ、お前も俺に勝てないな」
するとナイトは、手のひらを俺に向けて突き出した。
「残念ながら、失格だ。《死夜》!!!」
瞬間、俺の身体が闇につつまれる。
バゴオォォォォォォォォォォォオオン!!!
「ぐわああぁぁぁぁぁ!!」
・・・・・・
「ん?何も起こってない?」
俺は、ゆっくりと目を開ける、すると、そこには炎を纏った両手剣を片手で軽々と持ち、汚れた白のズボン、紺色のシャツにボロボロの赤のマントを羽織った青年がいた。
ナイトの表情を見る限りこれは、予想外のことのようだ。
俺とナイトが、固まっていると、赤マントの青年は少し笑いながら両手剣を片手で地面に勢い良く突き立てる。そして、風がマントをたなびかせるのと同時に言った。
「炎の聖騎士 火蛾 カイン参上!!!」
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ