暁 〜小説投稿サイト〜
千年の魂.
第1シーズン 〜千年の謎〜
第一章 【THE NEW STORY】
第五話《デッドナイト》
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らザコ2人じゃ俺に行き着くまでにやられちまいそうだがな」

俺は、それを聞き、『そこらへんにいたヤンキース@俺』に突っ込む前に貫とともに飛び出した。

ドゴオォォォォォォォォォォォォオオン!!!

その瞬間、激しい砂埃を立ててナイトの家が半壊した。
そのありさまに流石のナイトも顔を歪める。
砂埃が収まり中から俺と貫の姿が現れる。その地面には『そこらへんにいたヤンキース』が伸びている。
そして、俺はナイトをみて嫌味を込めて言った。

「ごめんなんか言った?」

しかし、ナイトはやれやれといった表情で対して起こるという事もなく言った。

「あらら、やっぱ、そこらの不良じゃ勝てねぇな」

するとナイトは、俺らの目を見て言った。

「にしても、血気盛んだな。こりゃ楽しめそうだ」

そう言ってナイトは、意識を集中させる。
俺は、それを見ただけで分かった。

『こいつ、強いってもんじゃねぇ』

しかし、貫はそれが分からずにナイトの前に立ち構えた。

「んじゃ、悪いがナイト、さっさと終わらせてもらうぜ?」

するとナイトは、少しにやけて言った。

「あぁ、さっさとな」

次の瞬間、貫が素早く、どこかのポ○モンが使っていたものとそっくりの波導の球を作り出し、それをナイトに勢い良く放った。

バシイィィィィィィィィィィィィィイイン!!!

その球が、弾ける音が辺りに響く。そして----------------

「くっ!」

貫は地面に膝をついた。攻撃を放たれたナイトは、涼しい顔をしている。
貫は、何があったのか分からず、その場に膝をつきながら、ただただ驚いていた。
もちろん、冷静に戦いを見ていた俺にも何が起こったか分からなかった。
膝をつく貫のもとへナイトは、ゆっくりと歩き出した。それを見た貫は、阻止しようと、片手で波導の球を放つ。
しかし、ナイトはその球を素早く躱し、貫の後ろに回り込んだ。
そして、貫の片腕の手首の部分を掴んで腕をひねり、視線の高さまで持ち上げる。

「さっきまでの威勢はどこいった?」

貫は、先ほどの突然のダメージと関節を決められているせいでろくに話すことができない。
それを見て、ナイトは、軽くため息をつくと貫を上へと投げた。貫は5メートルほどの高さまで飛び、そのまま重力に従い落ちてくる。そこへ、ナイトの回し蹴りが決まった。

ドゴムッ!!!

鈍い音とともに貫の身体は、半壊していたナイトの家へと突っ込む。
それをみて俺はつい貫の名を呼んでいた。

「貫!」

しかし、貫の返事はない。戦闘不能ということだ。
俺は、怒りを覚えナイトの前へと飛び出る。

「てめぇ!」

ナイトは、そんな俺をみて再びにやける。

「お前は、ち
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