番外編その2
艦内見学
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整をしていたら、トレミーから通信が入った。
「こちらトレミー格納庫の誠です」
「お、という事は戻ってきたな。どうだった?戦国時代の鉄砲運用は」
「まあまあ良かったです。それより隊長に相談がありますので、戻ってきてくれませんか?」
「分かった。今すぐそちらに戻ろう」
通信を切ってから、大気圏突入してトレミー3番艦に帰還した。格納庫は、トレミーのようなのではなくアークエンジェルを素にしている。なので機体は多く入る。ストフリから出た後、イアンから出力調整を頼むと言ってから、量子変換機で軍服を纏い格納庫にいた誠達を発見し俺の部屋に向かった。俺の部屋に到着してから、椅子に座って報告を聞いた。
「諸君、この時代の鉄砲運用はどうであった?」
「はっ。私としては歴史マニアであるので、本物の火縄銃に触れたり実際に撃つ事もありましたので、とてもよかったです」
「私達はこの時代の鉄砲について勉強をしたので、また派遣されても大丈夫かと」
「それならよかった。誠達を派遣して正解だった。で、俺に相談があると聞いたが」
「はっ。それがですね・・・・私達の判断では出来ないので隊長に相談しようと思いました」
「内容は、この船の中を見学したいと言ってきました。明日の朝までこの話は保留という事にしておきましたが」
「なるほどな。この前は現代兵器だったが、今度はトレミー3番艦の紹介か。確かに、一隊員の者には判断できないな」
「どう致しましょうか?人数は、恐らく久遠様と家老と一真隊の主要と足利家の者かと思われます」
「それは有り得るな。久遠に壬月と麦穂は絶対について来ると思うし、もしこの世界が破滅となって消滅しかけたらこの船に避難するから慣れた方がいいかな?」
「はい。桃香様の世界みたいになったら・・・・恐らくですが」
「よし見せるか。共有スペースと格納庫に、狙撃室に武器庫と娯楽施設に食堂とブリッジか。今の内に掃除させた方が良さそうだから、艦内放送で速やかに大掃除だな」
館内放送で、トレミー全クルーに掃除をしろと伝えた。内容もだが、地上の者ら達がトレミー3番艦内を見学したいと言ったので総員はただちに清掃を開始せよと。各武器や機体も一応整備させたが、この船はただでさえ広すぎてトレミー全クルーだけでは清掃困難と判断した。
ハロ達に清掃用のを取り付けて清掃を行った。次の日の朝になったが、久遠は家老の二人と一真隊のひよ、ころ、詩乃、梅、雫、鞠と一葉と双葉と幽と烏と雀を呼んだ。
「久遠様、朝からのお呼び出しは何用ですかな?」
「そうだぞ久遠。余はまだ眠いのじゃ」
「実はな、一真の隊である黒鮫隊がいる船の中を見学したいと昨日誠達に言ってみたのだ」
「そ、それは本当でございますか!?
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