十三章 幕間劇
勉学×一日遅れの初夜
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議でもあるまい。のう、幽?」
「そうですな」
「そ、それは・・・・」
「一真様は嫌・・・・なはずがないな」
「それ以前に、妻になった者とは普通に一緒に入ってるし、大浴場の時に女性の時間だったとしても俺が入る時は問題は無い」
たまにトレミーに戻って、風呂に入りに行こうとすると、女性の時間で入れない頃があった。女性隊員が、俺を見つけると一緒に入りたがる。好意を持っているのは全員知っているし、入ったとしても騒がれはしない。
「ほう。すると主様は見慣れていると」
「まあな。あと今日は泊まるんでそこはよろしくー」
という訳で、風呂の時間になったら堂々とする一葉と恥ずかしがり屋の双葉がいた。冗談かと思ったが、冗談ではなかったようだ。とりあえず、量子変換機で腰のタオル以外裸になった時は流石の一葉も驚いて俺の鍛えられた身体を見ていた。
今は部屋にいるが講義の終わっていない資料の山があるし、各地の情報や有力豪族の家系図とかもあるそうだ。データ化すれば問題ないし、打ち込めばいい事。ノーパソを出して打ち込もうとしたら、襖が開いたので誰かと思ったら一葉と双葉の姿だった。
「何をしておる、一真様」
「何って・・・・この資料の山をこれで打ち込もうとしてたが」
「こんな夜遅くまでする事なかろう。灯火の油はそのような事に使う物ではないぞ」
とは言え、今の灯火は炎術で炎の精霊によって灯りがついてるだけ何だが。
「で、二人共。こんな夜遅くどうした?」
「・・・・お邪魔、でしたか」
「全然・・・・ふむ。二人共風呂上がりか」
「ああ。今宵は一日遅れではあるが、余らの初めての夜であろう?」
ああそういう事か。一緒に寝たりもするが、情事もする事もかな。それに双葉は俺と出会う前までは、顔も見た事ない奴に嫁ぐかもしれないと。気持ちは通じ合ってたが、一葉のは難しいので俺から言ってみた。
「では俺から言おう。愛してるぞ、一葉」
「ああ・・・・。主様からそう言われるのは、これ程までに胸が温かくなるものなのだな」
一葉にキス後に、双葉にもキスをする。
「ん、ちゅ・・・・ちゅ、んぅ・・・・。これが・・・・口づけというものか・・・・?」
名残惜しそうに唇を離せば、一葉はトロンとした瞳で甘い息を吐いてみせる。もう一度と言うが、今度は双葉だと言った。ちなみに俺の事は旦那様と呼んでいる。形式は恋人だけど、俺にとっては妻が増えたと思ってもいい事だ。
「んふぅ・・・・ちゅ、ん・・・・っ。んは・・・・ぁ・・・・」
でまた、一葉にキスをする。その後、防音結界と人払いの結界を張ってから情事開始。二人とも初めてであったが、俺がリラックス効果のある癒しの力をしながらであった。情事後、浄化を
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