十三章 幕間劇
蹴鞠×恋人(愛妾)
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れるのかなぁ?」
「条件は鬼と戦う勇気があるかどうかだけだから・・・・大丈夫だと思うけど」
「折りを見て、久遠様に確認してみるべきでしょうね」
「私も皆さんと、早く家族になりたいです」
「そっか。もし私が一真様の愛妾になれたら、双葉様とも愛妾同士って事になるんだ」
「愛妾同士、もしくは奥様同士なら確かに家族と言っても、差し支えはありませんね」
「そ、そんな、双葉様と家族だ何て、恐れ多い」
「梅はお嫌ですか?」
「と、とんでもありません!ハニーの恋人あるいは妻になれるだけでなく、双葉様ともそのような縁が出来るなら、それこそ蒲生一族の誉れですわ!」
家族かぁ〜。今は離ればなれだけど、たまに集まってパーティーする事はあるな。奏と優斗と一緒に食べて話し合う。でも今は、任務でこの世界に来てるから出来ない。
『相棒がいない時に、俺らで話し合ったぞ』
『そうか。それならいいのだが』
そしたら、家族なら鞠が一番下になる事が判明した。鞠の歳っていくつ何だろう。まあ朱里や雛里も唯や真留やはじめも鞠くらいだと思うが、妹と言う事で鞠は姉が欲しかったと騒いでいた。そしたら沙紀達を除いたら、梅が一番上の姉ではないかと。梅はお姉ちゃんって言われるのが嫌らしいから、蹴鞠で決めるとか何してんだか。
「鞠は別にいいの」
「まあ、序列なんて一真様には関係ありませんですし」
「・・・・でしたら、ハニーに想いを告げる順番もこれで決めるというのは?」
「・・・・!」
「それは勝てないながらも、死力を尽くして挑まねばならないようですね」
「ひよ・・・・」
「うぅ・・・・鞠ちゃんに負けるのはともかく、ころちゃんには負けないからね」
「私達には関係ないので、そこで座らせて頂きますよ」
「そうでしたね。では桜花さん達はそこで座ってて下さい」
何か知らんが、俺に想いを伝える順番を蹴鞠で決めるのかよ。雫もやるようだが、鞠も本気でやるようだ。おや?そこにいるのは久遠と幽か。
「・・・・」
「おや、蹴鞠ですな」
「ああ・・・・」
「あの様子ですと・・・・誘ったのは鞠様ですかな」
何か、ひよ達の様子を見ているようだ。まあ俺の想いを伝える順番だからなのか、目がマジになっていた。
「・・・・にしては、少々殺伐としておりますかな?」
「一真に想いを告げる順を決めるらしい」
「おやおや。それはまた流石は、一真様ですかな。男冥利に尽きますが、ところであそこに座ってるのは誰ですかな?」
「ああ。あれは一真の妻だそうで、左から桜花、結衣、沙紀と言う。本名は名乗っていないがな」
「妻とは。では側室なのですかな?」
「本妻は奏というらしいが、
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