十三章 幕間劇
蹴鞠×恋人(愛妾)
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かるとして、ひよさん達は?」
「一真様からの紹介で、それから仲良しになったのです」
「まあハニーからの紹介とは、色々と縁があるのですね」
そこで納得してしまったが、俺から誘ったからな。あの時からな、ところでなぜ俺は、ひよ達の会話を聞いているのは盗聴器ではなく屋根上にいる。今の状態は、赤龍帝の籠手の禁手化で赤龍帝の鎧だ。
『なるほどな。そうやって相棒の恋人が増えて行った訳か』
『そういう事だ。ドライグが知らない所で、恋人や妻になったのも結構多いんだぞ。沙紀のようにな』
ドライグと喋っていたら、梅は俺の恋人にならないのかと聞かれていた。動揺していたが、悩まずに俺の恋人になると宣言していた。流石梅だなと。蒲生家としては愛妾のままでは微妙らしいが、久遠も結菜も一葉も双葉も愛妾だからか、問題はないはずだがプライドかなと思った。
「それで皆さんはどうですの?」
「もう恋人にして頂きましたので」
「私も恋人にはなりたいなーと思っている」
「私もー」
「鞠は一真が大好きだから、そんなの関係ないの」
「私も既に、一真様に全てを捧げた身ですので」
「ちょっ!?詩乃さん、それどういう事ですの!あと行きましたわよ」
何か動揺した梅だったな。詩乃は全てを捧げてるからと言ったのか梅は動揺する。あとは勘違いでもあるし、捧げたからと言ってもまだ詩乃の初めてはもらっていない。
「梅さん。詩乃ちゃんは、稲葉山城で一真様に命を助けられてるから・・・・それでだよ」
「それは分かっています。問題はその先がどうなっているかですわ!」
「ああ・・・・それもご想像にお任せいたしましょう」
「な・・・・!ふ、不潔・・・・不潔ですわっ!」
「梅さん、どういう想像をしたんだろ」
「でもまあ、梅ちゃんだしねえ」
「不潔とか言ってるけど、私達は身体を重ねた仲でもあるのですよ。梅さん」
「妻である沙紀さん達からでしたら、不潔ではなく夫婦の営みですし。それに今現在の愛妾らは、久遠様や結菜様と足利家のお二人です。正室や側室でしたら、一真様に想いを寄せるのは如何かと思いますが、久遠様達も愛妾ですし順位はないと思われます。そこの所は、沙紀さん達はどうなっています?」
「私達は婚約指輪をはめてますし、最初から隊長の事は好きではありませんでした。ですが一緒にいる時間が多くなったのか、自然と私達から告白するようになりまして。無論隊長は、拒否した事はありません。女性隊員の気持ちを受け取ってから晴れて妻になれたのですね」
ははは。確かにそうだったな。いつだったかな、女性隊員が俺に告白するようになったのは。それに、梅も言っているが形式は関係ない。平等に愛せばいいのだから。
「でもホントにな
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