十三章
終幕から第二幕×決着
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ォネ、ドライグ、アルビオンは光の鎖によって体が大きくなった。これで俺は、魔神相剋者になるので、一時的に無敵になった。
「さてと行くぜ。ゼットン!」
剣で牽制し、その隙をついて一体目のゼットンを消滅させた。が、消滅したゼットンは二体目の方に吸い取られて行くように見えた。ドライグやアルビオンが戦っているのに、まるで傷付かない状態となった。
恐らく倒したのを吸収したのだろうが、二体目のは強化体ゼットンだ。我は剣でやるが、まるで効果がない所か剣とカマでの力押しとなる。我が押されてそのまま落下するが、ここでヤバい事が発生した。地上にいるのは久遠達なので、何とか人間がいない場所へと落下した我とゼットン。久遠達は無事のようだったが、城門ごと潰してしまったようだ。
「あれは一真なのか!?だが大きさが違いすぎるぞ!」
「あの姿の名は黒鐵改です。隊長の第二の姿と言いましょうか」
俺が倒れている間もゼットンは力押しだったが、ドライグとアルビオンが体当たりしてくれたので助かった。足軽達は驚いたが、何せ幻の存在である龍がいるのだから。
『大丈夫か?相棒』
「しゃ、喋った!」
『ん?そこの人間よ。俺らが喋っちゃいけないのか?』
『ドライグ。そんな事言ってないで、お前の相棒を引き起こせ』
『おっとそうだったな。アルビオン』
俺はドライグの腕により引き起こされた。城壁丸ごとペシャンコとなってしまったが、戦後に直せばいい事だ。
「一真。大丈夫か?」
「今度は白い鎧?」
ヴァーリが地上に降り立った後、一度禁手化を解いたようだ。我は立ち上がり、ゼットンと戦うが戦況は最悪だ。剣を弾き飛ばされたので、丸腰となった我にカマで滅多打ちされるからか防御に徹した。
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
カマでの滅多打ちの為か腕でのガードをしていたが、ドライグとアルビオンの火炎弾と共にゼットンはトドメを指そうとした瞬間、トレミーが姿を現してGNキャノンで牽制をしたのだった。
「あ、あれは、空を飛ぶ船?」
「あれこそ、我々の船であり前線基地でもあります」
GNミサイルを撃ちまくってから、ヴァーリは俺の所に来た。黒鐵改の目の光は点滅していたが、まだ諦めた訳ではない。
「ヴァ、ヴァーリ。俺と一緒に呪文を言え」
「分かったぞ。ドライグにアルビオン!俺の中に戻れ!」
ヴァーリは再び禁手化後、ドライグとアルビオンはヴァーリの元に戻った。黒鐵改が光出したと思ったら、傷ついた身体で我とヴァーリは呪文を言いながら光輝き一つになっていく。
「「我、目覚めるは」」
『行こうじゃないか』『私達も一緒に』
「「覇より真の王として認める二天龍なり」」
『我らは覇を捨て
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