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魔法科高校の有能な劣等生
種明かし
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が何か問題、有りますか?」

またもや二人は歪み合う。
無月は隣に掛けていたCADを取り出し構えかけ
司波もケースに入れていた二丁拳銃型CADを構え無月に向きかける。
お互いにその動きが目に入り、動きを止める。
今は1時休戦中
それなのに相手に刀、銃を向け
一体、俺は何をやっているんだ?
そう、頭の中じ自問自答し冷静さを取り戻す。

司波は構えていたCADを下げケースに渋々しまい込む。
それを確認した無月も渋々、渋々と大人しくしまい込む。

「それで手品のトリックを教えろ。
一体、何をやった?」

無月は少し離れた石の段差に腰を下ろし面倒くさそうに聞く。
それを見た司波は
面倒くさいのなら聞くなよ。
そう言いたげな顔をしている。
それでも一応、ネタは明かす的な事を言ったので一応、一応
頭の悪い無月にも解る程度の言い方で言い始める。

「サイオン波を干渉させたのさ。
二つのCAD同士でね。」

「一つのCADからは妨害するための起動式を展開しもう片方のCADにはそれとは
逆の起動式を展開させる。
すると、ある現象が起きる。」

「現象?」

今、聞いた話は多方理解出来た。
片方のCADから妨害系の魔法の起動式を展開させ魔法を発動
そしてもう一つのCADはそれとはまた逆の起動式を展開、それを無理矢理融合
要するに磁石と磁石のくっ付く部分とくっつか無い部分を無理矢理くっ付ける。
そう考えばまとまる。

「ああ、サイオンの波が出来るんだ。
それを無効にしたい魔法の起動式に向け波が生じた起動式をそのままにして魔法式にはせず
起動式のまま増幅させる。
それを無系統魔法として放出
それが成功すれば対象の魔法式をある程度無効に出来る。
勿論、起動式もね。」

それをマジマジと聞いた無月の反応は

「ぜ、全然、分からん?」
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