十三章
戦(5)
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工・安綱作の日本刀。
鬼丸国綱は、鎌倉時代初期、山城国の京粟田口派の刀工で、粟田口六兄弟の末弟である国綱の作。
長曾祢虎徹は、虎徹(こてつ、慶長元年(1596年)? - 延宝6年(1678年)?)は、江戸時代の刀工。和泉守兼定は、室町時代に美濃国関で活動した刀工。
「滅せよ」
一葉が告げた一言を契機に、刀達が鬼に向けて一斉に放つと同時に俺も行くぜ。
「ハイマットフルバースト!!!!」
高エネルギー収束火線砲、エリナケウス 対艦ミサイル発射管とストフリの装備であるビットとレールガンにて、マルチロックオンシステムで鬼をターゲットロックオン。近くに味方に当たらないように計算してから撃った。
地に満ちる鬼達は、宙を滑る刀達を防ぐ事も出来ず、次々と串刺しにされていく。ハイマットフルバーストも、鬼の頭か心臓を狙って攻撃してから爆破されていく。
「今です!この機を逃すな!鉄砲組、撃って撃って撃ちまくれーっ!・・・・よしっ!」
「あのぉ・・・・官兵衛さん。一応、采配は私に任せられているのですが・・・・・」
「・・・・あああっ!!す、すみませんすみませんすみませんすみません!余りの好機だったもので、つい出過ぎた真似をしてしまいました・・・・!」
「はぁ、まぁ構わないですが。・・・・ふむ。それでは采配はあなたにとって頂きましょう。・・・・よろしいですか?」
「構わん。詩乃がいいのならここは任せられる」
「は、はいっ!有難き幸せ!」
詩乃から采配を受け取った官兵衛が、目をキラキラさせながら戦場を見つめる。俺?俺はフルバーストを終えて、待機している。
「敵左翼に怯みが見える。長柄組、穂先を並べて突き崩しなさい!」
「は、はいっ!」
「弓組は左翼より中央に向かって矢を放て!長柄の攻撃を援護するのです!」
「はっ!」
「鉄砲組は中央左翼を中心に、とにかく撃って撃って撃ちまくりなさい!」
「応っ!」
黒鮫隊の射撃班も答えてフルオートで撃った。
「ほお・・・・これはこれは。素晴らしい采配です。さすが名高き黒田官兵衛殿」
「ふむ。なかなか良い武者振りであるな」
そうだな。俺は浮かんでるけど。ミーティア装備してるが、まだドウターは停滞中のようだ。この戦を見ているのか?それとも鬼と言う存在を見ているのか、ドウターの思考は分からん。
「とりあえずこれでよかったが、上空からの敵は、停滞中だから俺もまだここにいるとするか」
「敵だと?空にいるのか。だから主様はその姿になったのだな。それと詩乃が采配してたのに、いつの間に官兵衛に譲ったのじゃ?」
「空からの敵だとすれば、一真様にお任せする以外ないですね。官兵衛さんに渡したのは適材適所だと思いまし
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