十三章
情報交換×敵軍発見
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にいる奴らと合流し、戦線を構築する。エーリカ、一緒に来い」
「了解です」
「・・・・待て一真。余も行く」
そうか。玉は双葉もいるようだし、剣聖将軍とまで言われる程の剣術を持っていると聞く。その腕見せてもらおうか。
「ならば良い。俺に付いて来い。幽、双葉を守れ」
「御意」
「お姉様、ご武運を」
「確か一葉と鞠は遠い親戚だったか」
「まあ、従妹のようなものだったな」
「それに卜伝ししょーの姉妹弟子なの!鹿島新当流はとっても強いのー♪」
今まで黙っていたけど、一葉との関係を聞いたら喋りだした鞠。さっきまで静かだったけど、強さは同じくらいだろう。
「確か一葉ってお家流が使えるんじゃなかったか?」
「どこで知ったかは知らんが、一対一より一対多こそ余のお家流が大得意とする戦場だ。幽。貴様は双葉を譲り、万が一の時は裏門より落ち延びて久遠と合流せよ」
「はっ。しかしながら、万に一つもそんなことはあり得ない、それがしは信じておりますよ」
「ふっ。その期待に応えてみせよう。では参るぞ一真」
「おうよ。まさか一緒に戦うとは思わなかったがな」
と言いながら、通信機から通信が届いた。内容はもうすぐこちらに来る事と、あともう一つはドウターゲートの反応が強くなってる事。これについては、黒鮫隊しか知らない事。MS隊の者は自分用の調整しているはず。それにもしゼットンが現れたら俺は魂を賭けて黒鐵改となって倒す。
「まさかすんなり許されるとは思わなかったぞ」
「一葉は、ここにいるより戦う方が向いている。だけど、一葉は俺や鞠の傍にいろ。それが条件だ」
「良かろう。好ましい男に守られる女の幸せ、というのを、死ぬ前に感じてみたくもあるからな」
「死なせんよ。この俺いや我がな」
一瞬だけ大天使化になったけどね。でも神の力は無限大。神力ともいうべきか、これについては大丈夫だが黒鐵改になった時は、ペルセフォネと繋がっている限り無限大。それが切れると、最強ではなくなるし、神の力は重力制御・空間切断・極低温化・時間停止・物質爆砕・物質液化・魔力拡散の七つのみになる。その内、黒鐵改の能力以外のは、翡翠・薔薇輝・亜鉛華・翠晶・蒼鉛の能力が追加されたからだ。神の力は黒鮫隊全員知っているが、こいつらは知らないし俺達の倒す相手は鬼だけではなく、ドウターでもあるからだ。
俺達は外史を守ったりしたが、破滅になってしまった事もある。後悔はしていない、その時は俺達が弱かっただけだったからな。だから俺達は強くなるために、色々な世界で技術を学び今に至る訳だ。たぶんだけど、この外史は破滅すると思うが、久遠達を保護する事も俺達の役目でもある。俺
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