第三章
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リカ系や女性だということはね」
どうかというのだ。彼女の重要なアイデンティティも。
「何でもないことなのよ」
「あくまで合衆国の為に」
「そういうことよ。それじゃあね」
「はい、それでは」
「仕事の続きよ」
丁度ここでだ。今机の上にある仕事を終えた。そうしてだ。
副大統領である彼にだ。こう尋ねたのである。
「次の仕事は何かしら」
「はい、これです」
早速だ。彼はあらたな書類を出してきた。それをストーブンソンに見せてだ。そのうえでこう言うのだった。
「この書類の決裁を御願いします」
「ええ、それじゃあね」
こうしてだった。彼は仕事を続けた。あくまでアメリカ合衆国大統領としてだ。彼女は働き後世に名を残した。アメリカ合衆国の歴史上はじめてのアフリカ系の女性の大統領ということ以上にだ。アメリカに大きく貢献した大統領として。
プレジデント 完
2011・9・30
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