8話 使い魔レース
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「使い魔レース?」
僕は愛羅の言葉に耳を傾ける
「そう。使い魔を持っている人がレースをするの。二人一組で戦うの」
「面白そうだけど・・・・・・」
「私達は無理ね。でも、明日奈さんと和人先輩なら・・・・・・」
「出られるね。兄さんに話をして来るよ」
「じゃあ、私は明日奈さんに」
◆
「兄さん!」
「どうした?タク」
俺はタクに呼び止められ、足を止める
「いきなりだけど、使い魔レースに出ない?」
「使い魔レースな・・・・・・俺の使い魔のこと知ってるだろ?」
兄さんの使い魔は激レアのライトユニコーンとユニコーン
嫉妬の目が来そうで怖いらしい
「知ってるけど、明日奈さんと出てみたら?」
「なんでそこに明日奈の名が出てくるんだ?」
「いいから、いいから」
「ちょ!タク!」
俺はタクに押され、屋上へと連れて行かれた
◆
「明日奈さん!」
「どうしたの?愛羅ちゃん?」
私は屋上にいたところを愛羅ちゃんに呼ばれた
「いきなりですが、和人先輩と使い魔レースに出て見ませんか!」
「え?和人君と?出る!」
私は即答した
(和人君と一緒の作業・・・・・超絶嬉しい!)
そこに和人君が拓人君と一緒にやって来る
「和人君!」
「やあ、明日奈」
和人君は笑ったので私も笑い返した
「ねえ!使い魔レースに出よう!」
「明日奈もですか?別にいいけど・・・・・・」
「やった!!」
「なんでそんなにはしゃいでるんだ?」
和人君に言われ慌てて、喜びを抑える
「内容は最初は千メートル走で次に使い魔とともにダンジョン攻略。なお、相手の妨害はやっていいらしいです。
使い魔の数の制限は無いようですね」
「じゃ、こっちは二匹でいいか・・・・・・」
「二匹?私はいないよ?」
「俺は二匹いるんだよ」
「ええ!?」
てな訳で和人君と使い魔レースに出ることになりました!!
やったね!私!!
◆
使い魔レース当日
どうやら、珪子ちゃんと直葉ちゃんのコンビで出るみたいだね
でも、今日は負けないよう!!
「位置について!」
私と和人君はお互いの顔を見て頷きあった
「よーい」
私達は走る準備をする
「どん!!」
私達は一斉に飛び出すが、私と和人君がみんなをみるみるうちに引き離す
「何これ!楽勝!!」
「油断はダメだよ!」
「へーい」
やがて、千メートル走が終わり、使い魔とのダンジョン攻略が始まる
「フウ!スズ!」
和人君の声がした後二匹のユニコーンが姿を現
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