暁 〜小説投稿サイト〜
SAO 〜青の剣士達(学園版)〜
8話 使い魔レース
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「使い魔レース?」

僕は愛羅の言葉に耳を傾ける

「そう。使い魔を持っている人がレースをするの。二人一組で戦うの」

「面白そうだけど・・・・・・」

「私達は無理ね。でも、明日奈さんと和人先輩なら・・・・・・」

「出られるね。兄さんに話をして来るよ」

「じゃあ、私は明日奈さんに」



「兄さん!」

「どうした?タク」

俺はタクに呼び止められ、足を止める

「いきなりだけど、使い魔レースに出ない?」

「使い魔レースな・・・・・・俺の使い魔のこと知ってるだろ?」

兄さんの使い魔は激レアのライトユニコーンとユニコーン
嫉妬の目が来そうで怖いらしい

「知ってるけど、明日奈さんと出てみたら?」

「なんでそこに明日奈の名が出てくるんだ?」

「いいから、いいから」

「ちょ!タク!」

俺はタクに押され、屋上へと連れて行かれた



「明日奈さん!」

「どうしたの?愛羅ちゃん?」

私は屋上にいたところを愛羅ちゃんに呼ばれた

「いきなりですが、和人先輩と使い魔レースに出て見ませんか!」

「え?和人君と?出る!」

私は即答した

(和人君と一緒の作業・・・・・超絶嬉しい!)

そこに和人君が拓人君と一緒にやって来る

「和人君!」

「やあ、明日奈」

和人君は笑ったので私も笑い返した

「ねえ!使い魔レースに出よう!」

「明日奈もですか?別にいいけど・・・・・・」

「やった!!」

「なんでそんなにはしゃいでるんだ?」

和人君に言われ慌てて、喜びを抑える

「内容は最初は千メートル走で次に使い魔とともにダンジョン攻略。なお、相手の妨害はやっていいらしいです。
使い魔の数の制限は無いようですね」

「じゃ、こっちは二匹でいいか・・・・・・」

「二匹?私はいないよ?」

「俺は二匹いるんだよ」

「ええ!?」

てな訳で和人君と使い魔レースに出ることになりました!!
やったね!私!!



使い魔レース当日

どうやら、珪子ちゃんと直葉ちゃんのコンビで出るみたいだね
でも、今日は負けないよう!!

「位置について!」

私と和人君はお互いの顔を見て頷きあった

「よーい」

私達は走る準備をする

「どん!!」

私達は一斉に飛び出すが、私と和人君がみんなをみるみるうちに引き離す

「何これ!楽勝!!」

「油断はダメだよ!」

「へーい」

やがて、千メートル走が終わり、使い魔とのダンジョン攻略が始まる

「フウ!スズ!」

和人君の声がした後二匹のユニコーンが姿を現
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