シャルルの秘密と春奈の新たな友達……です。
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えを出すのはシャルルだ。俺じゃない。後は自分で決めればいいんじゃないか?」
「分かったよ、天地。……話を聞いてくれてありがとう。」
コンコンッとノックの音がした。ん?ノック?
「天地さん、いらっしゃりますか?」
「「!?(セシリア)」」
以心伝心と言う感じで俺とシャルルは連携を取った
何にせよばれるとまずいことは確かなのだから当たり前だろう。
「シャルル、俺が誤魔化すから布団に潜り込んで風邪のふりを頼む。」
「お願いするよ、天地。」
「おう、今開けるぞ。」
俺は平常を保ちつつドアを開ける。
「シャルルさんはどうかなさったの?」
なにか勘繰るようなセシリアの視線を流して俺は考え付いていた言い訳で誤魔化した。
「ちょっと風邪気味みたいでな。夕飯はいらないらしい。」
「そうでしたの。それは仕方ありませんわね。天地さんも夕飯一緒にどうでしょうか?一夏さんに鈴さんと箒さんでも誘って。」
「わかった。んじゃ、シャルルゆっくり寝とけよ。」
「うん、僕は寝とくから……ごほっごほっ」
……誤魔化せたのか?
「では、シャルルさんお大事にです。」
そう言ってセシリアはさっさと行ってしまう。誘ったのってセシリアだよなっ!?
そんなことを考えながら俺はセシリアの後を追うのであった。
●
○side???
束のラボに今日は珍しく客人が来ていた。
「姉さん。」
客人は実の妹である箒だった。
「よく来たね〜箒ちゃん。束さんは姉妹の再会がうれしくて仕方ないよ〜っ!……ありゃ?箒ちゃんまた大きくなった?」
「そりゃ日々精進あるのみと竹刀を振っていますから。身長も伸びます。」
「いや、そっちじゃなくておっぱ―――よっとっ!」
振り下ろされる竹刀をバシィッと言う乾いた音と共に真剣白刃取りの要領で止める束に嘆息しながら竹刀を退く箒。
「それは私のコンプレックスなんです。そこは放って置いてください。」
「あい、んじゃ手っ取り早く箒ちゃんを呼んだ理由を明かそうかな〜。」
束はシステムコンソールを呼び出して操作を開始する。
「この子は[紅椿]。春ちゃんの[フリーダム]、いっくんの[白式]と天くんの[OO]の設計データと稼動データを元に調整した展開装甲と一種の人格を持つISだよ。」
機会の駆動音と共に足元の鉄板が開いて上がってきたのは真紅のISだった。
「展開装甲は第4世代の技術……私と姉さんが出した一つの終着点の見えない進化。」
「そして、この子は箒ちゃんの剣だよ。」
「紅椿。私と共に歩いてくれないか?」
[……君の実力をためさせてもらう。]
「!?」
[そう警戒し
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