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魔法科高校の有能な劣等生
キャストジャミング
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向けている。

「さ、さっきのはなんだ?」

「さっきの?」

「俺の魔法をどうやって解除した!
一体、一体、何をしたんだ!!」

CADの故障?
では無かった、それに故障ならあんな簡単に魔法が解けたのか簡単に理解出来る筈もない。
無月のミス
勝ちと決まった勝負に溺れた?
それも違う。
無月は勝ちに溺れてなどいなかった。
魔法は完璧、自分にミスは無い。なら一体、何が有ったのか?
考えられるのは1つ、
その答えは目の前に立つウィード、司波が知っている。

「何をしたか、か
簡単に言うとキャストジャミングだが、少し違う。
君は二つのCADを同時に使って起動式を展開し魔法を発動した事は有るかい?」

「そ、そんなのないに決まってんだろ。
それに二つのCADを使って同時に起動式を展開?
そんな事、出来る訳ねぇだろ。」

理由は解らないが二つのCADを使っても魔法は発動されず不発に終わる。
だが、その答えもこれから司波は詳しく教えてくれるだろう。
それを、予測し少し挑発気味に言ってみる。

「もし、出来たらどうする?」

「それはその時だ。
それしか俺は言いようが無い。」

ご最もの答えに司波はCADを構えつつも笑う。
この隙に攻撃して逆転
そう考えたが、おそらく無駄に終わるだろう。
コイツに隙が見当たら無い。
生きている物、全てに隙は有る存在する。
それなのにこのウィードからは隙をと言う言葉すら無駄に聞こえる気がする。
要するに今の無月より格闘、頭脳、技術
それらに置いて全て司波が勝っている事が無月にすら理解出来る。

「教えてあげるよ。
どうやって俺が君の魔法を解いたかを」


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