第1シーズン 〜千年の謎〜
第一章 【THE NEW STORY】
第四話《手から蜘蛛の糸がでるご時世、手から風とか波動だってでるだろ》
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ならない限り、死ぬことはない。あと、お前が人間だったと言う事は、お前は、この時代の人じゃ無いって事だよな?
この世界の現在の年は2945年だ、お前らがいた年ってのは一体いつだ?」
俺は、貫の言った、一つ一つの事をしっかりと頭に入れながら貫に応えた。
「1945年だ」
それを聞いて貫は、頷くと言葉を続けた。
「だいたい分かった。それなら明日、ナイトって奴のとこに行ってみよう。俺の力じゃどうにもなりそうにないからな。でも、あいつなら、お前に何が起こったか占ってくれるだろ」
俺は、あまり占いとかを信じる方では、無いが、このさいしかたないと思いそれに頷く。
「じゃあ、行ってみっかな」
「よしっ、そんじゃ今日は寝てから明日行こう!」
「あぁ」
そして俺は、そのまま眠りに落ちた。
* * *
そして次の日
「お〜い起きろ〜」
どこからか、俺を起こそうとする声が聞こえてくる。
しかし、俺は眠いので、声のする方に背を向けるように寝返り言った。
「なんだよ、うるせぇな〜、母ちゃん今日は日曜だぜ?」
「いやっ!誰が母ちゃんだ!しかも、今日は火曜だ!」
貫は、しっかり突っ込みつつ、俺をたたき起こした。
無理矢理起こされた俺は、ボケながらも朝の挨拶をする。
「あ、おはよう小林」
「小林って誰だアァァァァァァァァァアア!!!」
朝から突っ込みに全力の貫は、既に息があがっている。
しかし、俺は貫の大声のおかげですっかり目が覚めたため、立ち上がると、貫の息が切れている事などまったく気にせずに歩き出し、言った。
「さてっ!出発するぞ?」
その言葉に貫は、更に突っ込む。
「お前は、鬼か、、、、、、」
そう言って、貫は、道も分からないくせに、迷わず歩いていく、迅の背を追った。
* * *
------------ナイトの家------------
「すんませ〜〜ん、誰かいますか〜」
外観は、黒一色だがよく見ると全てが木製でなかなか高価な木材を使用しているのが木のツヤから分かる、そして、家だと聞いていたが明らかに大きい。普通の一軒家8つ分の大きさはあるだろう。そんな家のドアを俺は何度もノックする。
しかし返事がない。ここに何度か来た事のある貫は不思議に思っていた。
「おかしいな?今まで留守だった事なんてなかったんだがな」
「すんませ〜〜ん」
俺がもう一回呼んだところで、ドアが開いた。
ガチャッ
それをみて俺は、つい言葉を発する。
「おっ開いた開いた」
するとドアからは、黒のローブを着た男が現れる、おそらくこいつがナイト
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