第1シーズン 〜千年の謎〜
第一章 【THE NEW STORY】
第四話《手から蜘蛛の糸がでるご時世、手から風とか波動だってでるだろ》
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いをするかに、期待していた。
すると、貫の足元から声がした。
「ここだよぉ、身体まで変わってっから慣れねぇで動き辛いんだよぉ」
貫が、期待して損したと言わんばかりの顔で言った。
「おめぇ、もう人間じゃねぇんだから、身体に慣れねぇのは分かるけど、、、
《風つかい》だろ?風を利用して動きゃいいじゃねぇか。」
俺は、貫のその言葉で、自分が人間ではない事を再認識し再びもめている場所へと今度は風を纏いながら飛び出した。
自分が人間じゃないと自分に言い聞かせながら。
「俺は人間をやめたぞ!!!ジョ○ョオォォォォォォォオオオ!!!!!!
うらぁァァァァァァアア!!!」
その言葉を聞き貫はとっさに突っ込んでいた。
「やめろぉぉおお!!!!この小説終わるぅぅぅぅぅう!!!」
貫の突っ込みが水平線に響くのと同時に、俺が弱いものイジメをしていた2人に突撃する。
ドゴオォォォォォォォォオオン!!!
そして、貫の突っ込みは、かき消され。イジメていた2人の悲鳴へと変わった。
「「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」
* * *
「あっありがとうございますっ!」
と、言うようなお決まりの展開があり----------------
「いや、カット??」
貫は突然の状況の変化にとりあえず突っ込んだ。
しかし、貫以外は、平然と会話を続ける。
「気にすんなって俺はただストレス発散しただけだから」
俺はこんな感じにちょっと変わったごまかしをいれた。
貫も、これは、気にしてもしょうがないと思いその流れに従う。
「「じゃ〜な〜」」
そしていじめられてた子どもは、帰っていった。
子どもが、見えなくなったら、貫は俺の方を見て言った。
「お前これからどうすんの?
もし、行く当て無いならうちに来いよ」
俺は、その言葉を聞いて考えた。
『確かに行く当ては、ない。と、いうか、ここがどこなのかすら分からない。俺がどんな存在になってしまっているのかも。
考えのまとまった俺は、貫に言った。
「そうだな、少しおじゃまさせてもらおうかな、この世界の事をいろいろ聞きたいしな」
すると、貫は、嬉しそうな顔で言った。
「よしっ決まりだな!!!」
そして、俺たちは、貫の家へと向かった。
その2人の背は、はじまりを告げる美しい夕景に照らされていた。
* * *
「ここがうちだ!」
貫は、自慢するように言っているが
俺は、少しの間かたまっていた。
それもそのはず、そこにあったのは、ただの人が1人通れるくらいの穴だった。
そして、
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