第1シーズン 〜千年の謎〜
第一章 【THE NEW STORY】
第一話 《THE NEW STORY》
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外は、激しい戦火で包まれている。
そのくせ、優しい粉雪がふっていやがって、この最悪の世界にかすかな希望を抱いてしまう
俺は、そんなこの世界を今、破壊しようとしている--------
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19××年ある国での出来事、、、
「大変です大佐!最終防壁が突破されました??」
世は、世界大戦の真っ只中、ここは、ある国のある砦
「くっそう!どうしたらいい??」
「敵が近づいています!どうするんです??」
大佐と呼ばれる男は立ち尽くしながら拳を強く握る。
『ここが、最後の砦だここを越えられたら俺達の国は、なくなるだろう』
すると、大佐は額に汗を一筋流しながら決意をする。
「分かった、、、俺が奴らを食い止める。だから、お前らは-------逃げろ!」
「そんな事出来るんですか??」
出来る??そんなの出来るわけないのくらいわかるだろう、でも俺が......
大佐の決意は固かった。
「いいから早く行け??」
こうするしかなかった
「そんな、、、」
大佐への、信頼が仇となったのか兵士たちはいっこうに立ち去ろうとしない
そこで、大佐は、目を獣のようにして----------
「早く行け。足手まといだ」
内心、苦しみながら兵士たちを睨みつける。
兵士達もどうしようもなかった、そして大佐自身も。
「、、、、分かりました」
ここで、離れたら、大佐は、恐らく死ぬであろう、でも、兵士達は、大佐を信じてこう言った。
「必ず助けを連れて戻って来ます??」
そうして、兵士達は、負傷兵を庇いながら引いて行った
「よし、、行ったな、、」
大佐は、兵士たちが戦線離脱したのを確認して苦し紛れに笑うと一言
「大佐として最後は格好良く死なせてもらうぜ。このTNTで奴らごとドカンだ!」
そう、TNTで敵ごと吹き飛ばす----------自らの身体を犠牲にして。
ガシャーン??
扉が破壊され何百の軍勢が攻め込んで来た
しかし、かえって好都合だ、どうせ、自爆するのだから道連れは、多い方がいい
「来たな!くらいやがれ俺の最後の切り札《大爆発》!!??」
辺りは、ものすごい爆発音の後、風の音が聞こえるような静けさで、悲しさを乗せた冷たい風が吹くだけだった。
* * *
「おーい生きてるか〜(ここに居るって事は死んでるんだけどね、、、)」
「...........うっう〜ん」
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