コードギアスR2
0626話
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した文官達がその周囲を固めていた。
正確に言えば香凛は文官という訳では無い。武官としても極めて優れた才能を持っている。いや、どちらかと言えば指揮能力が高いというべきか。星刻と息を合わせて部隊を指揮した結果、例の挑発に乗った奴以外は殆ど被害無しで中華連邦の本隊を撃破したというのがその才能の高さを示している。
……まぁ、建国したばかりで人数が足りない陽光だけに、文官としても使える香凛はいいように使われているようなものだが。それでも星刻を想っている香凛にとっては恐らく幸せなのだろう。
「グラストンナイツも、きちんと任務をこなしているようで何よりだ」
満足気に呟くコーネリア。陽光首脳陣の周囲には、グラストンナイツが乗っている5機のシャドウの姿がある。もしテロか何かがあったとしても、まず安心だろう。それだけの性能を持つ機体でもあるし、さらにはそのパイロットはコーネリア直属の騎士団なのだから。
『ちょっと、貴方達だけずるいわよ。こっちは艦の制御やら何やらで忙しいのに』
シロガネのブリッジからマリューの少し拗ねた顔が映し出され、思わず苦笑を浮かべる。
こうして平和なのも、あくまでもこの時だけ。恐らく次は黒の騎士団……あるいは、ブリタニアが攻め込んでくるのだろうから。
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