11話
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「では、ノエル重力制御装置切ってくれませんか。」
スピーカーからノエルの声が聞こえる。
「わかりました。」
そう言うと重力制御装置が切られる。
「軽く飛び上がってくれませんか。」
「いいよ。」
そう言うとロイドが飛び上がる。
そうすると、4mほど飛び上がる。
「な、なんだいこれは。」
「月の重力は地球のだいたい六分の一ですからね。当然、地球でとはジャンプ力も違いが出ます。」
「なるほどね、なかなか面白いね。」
「では、ノエル装置を付けてください。」
「わかりました。」
「どうですか、信じていただけますか。」
「どうだろうね。装置は本物かもしれないけど、重力を逆にしたのかも知れない。」
「そこまでして、あなた方を騙す理由はなんでしょうか。」
「それが、わからないんだよね。」
「そこまでする理由はありませんから。」
「では、信じっていただけますか。」
「おめでとう。取り敢えず信じてあげるよ。」
「そうですね、取り敢えずは信じましょう。」
「まあ、仕方ないでしょうね。では、案内しましょう。」
「どこにかね。」
「もちろん、疑問を解消する事が出来る場所です。」
「それじゃ、お願いしようか。」
私が先頭に立ち進んでいくと固定されている量産型ゲシュペンストMK−Uが見えてくる。
「あれがパーソナルトルーパー量産型のゲシュペンストMK−Uです。」
「なるほど、具体的なわけだよね。実物があるんだから、量産型、それよりMK−Uってことは、これより古いタイプがあるって事だよね。」
「そうですね。確かに、これよりも古いタイプがありますが、別の人物が調べていますよ。」
「ロイドさん、そんなことよりもこんな事、どこにも発表されていないんですよ。」
「そのとうりですね。この世界では、このようなもの作られていませんから。」
「ふ〜ん、ずいぶん意味深な発言だけどそろそろ答え合わせを頼むよ。」
「気が付いているのでは無いですか。」
「まあね。だけど君の口から聞きたいね。」
「ご想像のどうり、私は異世界人ですよ。事故によって、この世界に来たものです。(神様のミスでこの世界に来たので間違いではありませんね。)」
「事故によってねぇ。それにしてもでかいよね。」
「偶然、ここに来ましたから。(転生先がランダムでしたからね。間違ってはいないでしょう。)そうですね、KMFの約3倍じゃ位じゃないですかね。」
「それにしても、これは、動くんですか。」
「もちろん、動きますよ。アーニャお願いします。」
「わかった。」
そう言うとMK−Uを固定していた。ロックが外れて、動き出します。
「どうですか。」
「そうだね。ずいぶんスムーズに動く。動力は何で動いているんだい、ユグドラシル
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