第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第一章 第一層攻略
第6話 第一層ボス攻略
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「はい! 分かりました!」
俺はシリカにそう言った。そして、コボルド王も俺たちに気が付いたのか、カタナを上に掲げて俺たちに攻撃をしようとする。
俺はそのカタナを下から上への攻撃、ソードスキル《バーチカル》をシステム外スキルで、攻撃力をブーストして、弾いた。
「スイッチ!」
「はい! …はぁーー!!」
そしてソードスキルが決まり、少しスタンしたらしい…その隙に俺の硬直もとけて、すぐに今の俺の最大攻撃技である《バーチカル・アーク》を放った。
俺の二連撃技《バーチカル・アーク》で剣はコボルド王の腹へ、真上から斬りつけてからそのまま鋭いVの字を書くように垂直にまた上へ斬りつけた。
そして俺の攻撃がクリティカルしたのか、またスタンになって動けないと思っていたら…
(なっ! マジかよ!!)
すぐに動き出してしまった。しかし俺は硬直で動けず、コボルド王の俺から見て右側から斜め下方向で来るソードスキルが当たると思った……が、
「シュウさん!」
しかし、シリカが下からの単発ソードスキルで、弾くまではいかなかったが、カタナの軌道が上にいってくれた。そのおかげで攻撃は、俺の体をスレスレで当たらなかった。
そして相手が硬直している間に、体制を立て直すために俺はまだ硬直しているシリカを抱えて後ろに下がった。(ソードスキルを使った後で、空中にいた為…今の俺の《筋力値》でも大丈夫だった)
「ありがとう。助かったよ、シリカ」
「はい、でもお礼はここから生きて帰れたら聞きたいです」
「ははは、そうだな」
「シュウ!」
そしてシリカにお礼と、少しの会話をしていたらキリトが、後ろからアスナと一緒に走ってきた。
「ディアベルは……」
「ああ…死んだ……」
「ッ!!……」
シリカが悲しそうな顔をした後、俺は
「そうか……なら頑張ってボスを倒さないとな…」
と、キリトに言ったら、キリトは
「いいのか?」
と、聞き返してきた。
「何に対して聞いてるんだよ。ボスを倒す為に前に来たんじゃないのか?」
「……そうだ」
「なら…やるぞ!..キリト、俺とシリカで攻撃を止めたらすぐにスイッチに来てくれ!」
「分かった!」
そう言って俺はキリトに言い、
「シリカ!行くぞ!」
「はい!」
俺たちはまた、コボルド王に向けて走り出した。
キリトの後に付いて来ていたプレイヤーが、俺たちが話している間にコボルド王を抑えながら戦ってくれていたおかげで、ボスのHPもあと最後の一本の1/4になっている。しかし、今戦っているプレイヤーも、HPがそろそろ危ない…
俺とシリカはその人たちの間を通り、攻撃しようカタナを右から真横に振ろうとしていた、コボルド王のカタナを、俺が《
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ