暁 〜小説投稿サイト〜
SAO<風を操る剣士>
第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第一章 第一層攻略
第6話 第一層ボス攻略
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
たよりもレベル上だよ! 二人とも!」
「そんなわけ……」
 そんな話をしているせいか、アスナは横から来ている《センチネル》に気付いていないので

 俺は《センチネル》の攻撃を《スラント》で攻撃を(はじ)き、《センチネル》に隙をつくり…
「スイッチ!」と叫んでアスナに言うと、すぐに気づいたのか
「はぁ!」と物凄い速さの《リニアー》を《センチネル》の喉に(はな)った。

「すごい…」
 近くでシリカがそんな事をつぶやいていた。
 そして《リニアー》で倒したアスナは「…守らなくてもいいのね?」と俺とシリカに聞いてきたので
「ああ。一緒に倒していこう!」と俺が
「はい! 大丈夫です!」とシリカがアスナに言った。



===================



 しばらく戦い、《センチネル》を倒しながら俺がボス《イルファング》のHPを見るとあと少しで、最後の一本のゲージに入るところだった…

「シュウさん…あと少しで武器を換えるですよね?」
 ちょうど俺の『スイッチ』で、短剣(ダガー)のソードスキルを使ってモンスターを倒した後、俺のほうを向いて言ってきた。
(他のプレイヤーに、聞こえないくらいの声なので演技はしていない)

「ああ。これから武器を長い湾刀(タルワール)に換えるんだ」
「あ! リーダーの(かた)が前に出ましたよ」
「そうだな…」
 俺はディアベルが前に出た事より、丁度(ちょうど)武器を換えたボスの方を見ていた。
 ……湾刀(タルワール)(くら)べて剣が細くないか?あれじゃあまるで…

 そんな事を考え俺は、1日目の緊急クエストが頭によぎった…
「まさか……」 
「…どうしたんですか?」
 シリカが俺の異常さにおかしいと思ったのか、心配をしてくれたがそれどころではない。

 俺は走り出し、シリカに言った。
「シリカ! あのリーダーを止めに行くぞ!」
「え!? 何でですか!?」
「武器がβテストと違う! あれは野太刀(のだち)だ!」
「!!」
 その言葉を聞いて、シリカも俺の後に、ボス目掛(めが)けて走り出した。

 そしてほぼ同時に気づいたのか、キリトがディアベルに向けて
「だ……だめだ、下がれ!! 全力で後ろに跳べーーーーッ!!」
 と、叫んだがディアベルは気づかない。

 そして、ディアベルはボスのコボルド王の、カタナソードスキル《旋車(ツムジグルマ)》を喰らって空中に飛んだ。そしてそのまま追撃(ついげき)を喰らい後ろに飛ばされた。

 俺はキリトが、飛んでったディアベルに近づいて行くのを確認しながら、他のプレイヤーにさらに攻撃しようとするコボルド王に走った。

「シリカ! 俺が奴のカタナを(はじ)くから、『スイッチ』よろしく!」

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ