第32話「麻帆良祭〜新たなる未来〜」
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とか、俺にはわからない」
タケルとしては、本心。
正真正銘に真実のその言葉だが、この状況では怒りに火を注ぐ結果にしかならない。
「……まだそんなことを!!」
ヒートアップしてしまったネギを見て、ふと沸いた疑問を足元にいる超に尋ねる。
「……これも、キミの?」
だが、タケルと同じように呆気にとられた顔をしている彼女もまた首を横に。
「残念ながら、これは本当に予想外ネ」
「……そうか」
つまり、解決手段はないということを理解する。
――さて、どうしたものか。
タケルが本気で途方に暮れようとした時だった。
人生に災難は畳み掛けてくるものだと誰かが言っていたことを俺はフと思い出していた。
修学旅行前にマユという少女を保護してしまい、不良学生に絡まれたときもそう思ったが、今回は
恐らくそれ以上の異常事態だろう。
未来)と異世界が交わり、新たな未来は終わりを迎え、異世界の敵が動き出す。
「っ!」
ぞくりと。
タケルの背筋が震えた。
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