24話
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この判断は正しい。魔力結合を困難にする強力なAMFの張られているゆりかご中で普通に戦闘ができるのは夕のみ。それなら夕をゆりかごに行かせて。フェイトが比較的軽傷のエリオとキャロを連れてなのはの方へ行くほうが良いのだ。
「……了解。俺はゆりかごに行く。なのはの方は任せる。気をつけてな」
「うん。夕もね」
二人はハイタッチをしてから別れる。
夕が空中を月歩で移動していると念話が入る。
【夕さん!】
【ティアナか?】
【はい。今、夕さんの100メートルくらい前のヘリに乗っています】
夕が前を見ると斜め前辺りにヘリが見える。
【それに合流してください。私達もゆりかごに行きます】
【了解】
夕がヘリに乗り込むとスバルとティアナが乗っていた。
「よお二人とも、連絡は聞いていたが無事でなによりだ」
「あはは。かなり苦戦はしましたけどね」
スバルはギンガにボコボコにされていた自分を思い出して苦笑いしていた。
「私も戦闘機人三人を相手にするのは、かなりきつかったです。あの子逹の連係がもっと多彩だったら、どうなっていたかわかりません」
二人の話から、かなりの激戦だったのがわかる。
「お疲れ様って言いたいけど、それは最後にやることが終わってからだな」
遠く見えるゆりかごの見ながら夕は言う。
「そうですね。剣さんと部隊長を迎えに行って最高のハッピーエンドにしましょう!そして皆で祝杯をあげましょう」
「おっいいね。その時はお前らの好きなもの好きなだけ作ってやるよ」
「本当ですか!?」
「ああ」
スバルは犬の耳が生えて高速で動いているのが幻視できそうな喜びようである。
「スバル、涎たれそうよ」
そんなスバルに呆れながらハンカチを差し出すティアナと素直に受け取るスバル
「ありがとうティア」
「そのためにはさっさとあいつらを回収しないとな。行くぞお二人さん」
「「はい」」
ヘリがゆりかごに接近するとスバルがウイングロードで道を作る。
「先頭は俺が行くけど、二人とも気を抜くなよ。何があるかわからないからな」
「「はい」」
「良し、行くぞ!」
二人が返事をしたの確認して夕はウイングロードの上を走り出す。スバルが二番手。三番手はティアナがバイクに乗って走り出す。そしてゆりかご内部に突入する。
ゆりかご内部
突入口から下の地面まではそれなりに高さがあったがに三人はきれいに着地する。
「かなり強力なAMFだな」
「私も魔力がまるで結合出来ません」
夕とティアナが魔力を結合させようとするがまるで結合しない。
「私は戦闘機人モードになれば問題なく戦えます」
スバルが戦闘機人モードになり、目の色が金色に
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