第一話 友を得る白馬
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「あなたとは違い、誠実にして清廉ゆえ、違和感など無いでしょう?」
「……白蓮、星がなんかほざいてるけどどう思う?」
「ふふ……んー? 秋斗よりは気持ち悪くないからいいと思うぞー。あ、私はどうだー? 星さん、とか、秋斗さん、とか呼んじゃったらどう思うー?」
「……お前、そこまで酒弱いのかよ」
「私はまだ酔ってない!」
他愛ないやり取りがこんなにも楽しいと感じたのはいつ以来だろうか。
緩く口の端が上がっていく。
こんな楽しい時間がもっと欲しい。彼女の作る家に……皆が入れたなら、きっとそんな世界になるだろう。
久方ぶりに心の底から笑い合い、私はその日の酒宴を遅くまで楽しんで行った。
余談だが、牡丹は酔っぱらった白蓮殿の介抱に手間を取られて、全然酒を飲めなかった。
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