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Re:SYMPHONIA
冥府の嗤い声
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キリア「ふざけるな」

キリアはその姿を異形なものに変えて紫の骸骨のような姿へと変貌した

キリア「私はディザイアンを統べる五聖刃が長 プロネーマさまのしもべ。
    五聖刃の一人であるマグニスの新たな人間培養法とやらを観察していただけ
    優れたハーフエルフである私にこんな愚かな父親などない」

コーネリア「おろかな父親ですって・・・」

キリア「愚かではないか! 娘が死んだことも気付かず、化け物の妻を助けようと あり
もしない薬を求めるなどと  あははははははははは!!!」

アクセル「こいつ・・・!!」

コーネリア「許せない・・・!」

キリア「ほざけ! アシッドレイン!!」    キリアは赤い雨を降らせる。

アシッドレインは体に付着すると体の質量が増加し、動きが鈍くなる。そのせいで皆、思
うように戦うことができない。
アクセルの剣にスザクがライトニングを放つ。雷を帯びた剣でアクセルはキリアに振りか
かる。

アクセル「喰らえ!! 爪虎雷斬(そうこらいざん)!!」  虎の爪の如く雷撃の剣をあびせる

しかし、キリアには全く効いていない

アクセル「なんでだ!? 手ごたえはあったのに!」

キリア「教えてやろうか?  スパークヴォルト!!」  プラズマ球を投げる。

そう、キリアの体は電気でできていた。先程のアクセルの攻撃は相手を充電させただけな
のである。 キリアはその後もスパークヴォルトを連発する。リオンのお蔭でキリアはど
んどんダメージを受けている。が、アクセルは自分が足手まといになっていることが悔し
くて仕方がなかった。
そのアクセルの気持ちを汲み取ったのか、エクスフィアが輝きだし、アクセルの身体能力
を向上させた。アクセルは疑問に思うことなくキリアに飛びかかり、リオンの攻撃で既に
瀕死だったキリアにとどめを刺した。

キリア「バカな・・・ならばせめて、この怪物を放ち、お前たちに死を!」

キリアは化け物と成り果てたクララの檻を開錠し、力尽きた。
クララはゆっくりと檻からでてくる
アクセル「・・・またかよ。 また、つらい思いをしている人を倒さなきゃいけないのか?」

しかし、クララは皆を襲うことなく外へと逃げ出した。

スザク「あ!待て!!」

ドア「・・・キリアは、無事か?」

ドアはまだ息をしていた。しかし、もう手遅れだ・・・

スザク「キリアは・・・」

アクセル「本物の娘さんは無事らしいぜ。安心しな」

アクセルはドアのために嘘をつく

スザク「アクセル・・・」

ドア「そうか・・・アクセル、といったかね・・・キミ・・・」

アクセル「ああ・・・」

コーネリア「先生、早く治療してあげて」
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