暁 〜小説投稿サイト〜
Re:SYMPHONIA
旅路の途中
[10/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
通じ、神子さまを罠に
    はめようとしています」

スザク「どうしてそんなことを」

ニール「昔はこんな方ではなかった・・・本当に街のみんなのことを考えておられたので   
    す。 五年前、クララさまを失った時もディザイアンと対決することを誓ってお
    られたのに」

コーネリア「それなのに、どうして」

ニール「わかりません。とにかく、このまま牧場に突入しては神子さまの身が危険です
    ショコラのことは私にまかせて、皆さまはどうか先にお進みください。
    一刻も早く世界を再生するために」

リオン「・・・ふむ。確かに世界再生のためにはここを捨て置くべきだろうな」

コーネリア「ダメだよ! このまま見過ごすなんてできない!」
スザク「そうだよ。 もしこのままにしておいたらパルマコスタもイセリアみたいに
    滅ぼされちゃうかもしれない。 そうでしょ、アクセル!」

リリーナ「そう。それはその通りよ。 でもあえて私はリオンの意見に賛成したいわね。
     街が滅ぶのがイヤなら今後不用意にディザイアンと関わらないことだわ」

コーネリア「そんなのダメ! 世界を再生することと目の前の困っている人を助けること  
      はそんなに相反することなの? 私はそうは思わない」

リリーナ「コーネリアがそういうのなら私たちにそれを止める権利はなくてよ。
     この旅の決定権を持つのは神子であるコーネリアなのですから」

アクセル「俺はハナからそのつもりさ。言ったろ? 牧場ごと潰してやるって」

ニール「しかし・・・」

スザク「いいっていいって。 コーネリアがイヤって言ってるんだから」

リリーナ「さて、これから取るべき方法は二つ。まずはこのまま牧場に突入してショコラ 
     と牧場の人々を救い出すこと。 こうなった以上牧場を放置しておくことは
     第二のイセリアの悲劇を生み出すでしょうから
     もう一つはドアの真意を確かめること。彼が罠を仕掛けたのなら、牧場の配置
     もきっとよく分かっているでしょう
     ・・・少しだけおしゃべり好きにしてあげましょう」

ニール「ドアさまに、何をするのです?」

スザク「・・・聞かない方がいいよ。姉さんの折檻はすごいから」

ゴンッ!!   これで何度目か、先生の鉄拳が飛ぶ

リオン「順当に考えれば、まずドアを押さえるのが正解だろう」

コーネリア「アクセルはどう思う?」

アクセル「パルマコスタに戻ろう。まずはドアの口から真意を聞こうぜ」
コーネリア「でもなるべく早くショコラさんを助けてあげようね。
      きっと、一人で心細いはずだから」

リリーナ「ま
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ