旅路の途中
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ーネリアで魔法使い風なのは、私でしょうね」
スザク「え・・・じゃあ、あの猿みたいなのは・・・」
コーネリア「スザクなの?」
スザク「違うよ!! きっとリオンだよ!!」
リオン「・・・・・・」
リオンも若干表情が険しくなった・・・・・・・気がする。
目的地もなくなった一行はせめてハコネシア峠を越えさせてくれとコットン爺さんに懇願
するためにハコネシア峠に行く。峠に着いたとき、パルマコスタの義勇兵が声をかけてき
た。
義勇兵「神子さま! ドアさまからの伝言です。再生の旅しばしお待ちいただきたいと」
リオン「どういうことだ」
リオンが尋ねる
義勇兵「実はマーテル教会付旅業案内人がディザイアンにさらわれたのです。これを機に
ドアさまはパルマコスタ軍総力をあげてマグニスの治める人間牧場を襲撃することになさいました」
スザク「それとこれと どういう関係があるのさ」
義勇兵「我々が襲撃をかけるのに呼応して、皆さまには誘拐された旅業案内人を救出して頂きたいのです」
コーネリア「誘拐された案内人ってどんな方なんですか?」
今仕事をしていた旅業案内人―。 いやな予感がする。
義勇兵「ショコラという娘です」
アクセル「ショコラが!?」
リリーナ「なんてこと・・・」
予感が的中した。さらわれたのはさっきまで一緒にいたショコラだった!
義勇兵「神子さま、何とぞよろしくお願いします
詳しいことは牧場でニールがお話しします。 お願いします」
ニール。 ドアの秘書をしていたあの男だ
ショコラを見捨てる訳にはいかない。すぐに人間牧場に駆ける。
スザク「あのマグニスとかいう奴、品性の欠片も感じないね」
リリーナ「まったくだわ。 力で全てを支配しようとしている。
その力も所詮はエクスフィアに頼ったものだというのに」
アクセル「あんな奴・・・ぶっ潰してやる!」
リオン「・・・あの男にも命がある。 マグニスを倒すことは、一つの命を奪うことだ」
悪人でも命は命・・・。当然のことだが、アクセルには・・・
アクセル「じゃあ、パルマコスタの人たちが報復されるのを黙って見てろっていうのか!」
リオン「そうではない。敵を倒すということは、その命を背負うということだ。
それを忘れるなといっているのだ」
アクセル「命を背負う・・・か。 そうだな・・・
・・・俺はちょっとカッカしやすいみたいだな。気を付ける」
リリーナ「でもすぐに気付いて反省するのだからまだいいと思うわ」
スザク「で、すぐ忘れちゃうんだよね」
アクセル「うるせー! 混ぜっ返すな!」 スザク「いてててて」
こ
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