旅路の途中
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ル「コーネリアは悔しくないのか?」
コーネリア「えっと、神子が沢山いたら世界が救われる可能性も増えて、いいよねぇ」
アクセル・スザク「・・・はぁ」
・・・・・・・・・・。ともかく、ハコネシアへ向かう。
ハコネシアまでは少し距離がある。なので、道中にある救いの小屋で休憩をする。
―House 3 救いの小屋 パルマコスタ領―
神子の世界再生の休憩所として世界各地に設置されている場所。施設そのものはイセリアのそれとなんら変わりはない。
救いの小屋のスピリチュア像に例の女忍者が祈っている。
?「・・・ラのみんなを救えるように どうぞお助け下さい」
アクセル「! おい、何を祈ってるんだ」
?「みんなを助けられるようにって・・・・あ!!」
いまさらアクセルたちに気付く。
アクセル「いい心がけだな」
?「う、うるさい!!」
アクセル「俺、アクセルっていうんだ。お前の名前は?」
?「・・・は?」
スザク「アクセル?」
コーネリア「私はコーネリアです。まだ神子としては半人前なんですけど、頑張って世界再生してみますね」
?「お前の名前なんか聞いてない!」
コーネリア「あ、そうですよね。ごめんなさい・・・」
コーネリアはしょんぼりして下をうつむく
?「あ、ご、ごめん・・・じゃなくて! あ、あたしはお前を殺そうとしてるんだ!」
コーネリア「知ってます。でも話し合えばきっとお互いわかり合えますよ」
?「お前、人の話を聞いてるのか!?」
コーネリア「聞いてますよ〜。だって、えっと・・・殺し屋さん」
かえで「かえでだ! 藤林(ふじばやし)かえで!!」
コーネリアに負けて、とうとう女忍者は名乗った。
コーネリア「かえでさん、お祈りなさってました。 祈ることは心が豊かになることです。
私もお祈りします。だからきっと、分かり合えます〜」
かえで「あ、あたしは、お前をちゃんと殺せるようにって・・・もういい!
気がそがれた!次こそ覚えていろ!!」
そしてかえでは煙幕に乗じて姿を消した。一般人には馴染みのない、忍法というものだ。
シルヴァラントには忍者などという文化は知られていない。かえでは何処に住んでいるの
だろう。そもそも、アクセルたちには、かえでが悪い奴な気がしなかった・・・
遅くなったが、ここで「シルヴァラント」についての解説をする。
シルヴァラントというのは世界であり、地球である。つまり、『シルヴァラント各地』と
いう意味は『世界各地』ということになる。
因みに、シルヴァラントの世界において、月はテセアラという。
もう日も暮れてきたので今日は祈りの小屋で宿泊をする。そ
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