大海原を越えて
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アンに対抗しておられる素晴らしい方じゃ」
青年「奥さまをご病気で亡くされてからも ああして男手だけで娘のキリアちゃんを育てていらしてね・・・」
老人「ドア総督がいる限り、わしらはディザイアンに屈しないのじゃ! たとえ牧場に
連れて行かれても いつかはドアさまが助けに来てくださる」
青年「僕たちは信じているからね」
コーネリア「この街の人たちはみんなすごいね」
アクセル「きっとあのドアって人が立派な人なんだな」
大都会パルマコスタをまとめあげるカリスマを持った総督ドア。一体、どんな人物なのか
総督府に行って話を聞く。
ドア「ようこそ旅の方! 我々はマーテルさまの教えのもと旅人を歓迎します。 旅する者に、マーテルさまの慈悲がありますよう。
ところで旅の方。あなた方はどちらから? やはりマーテルさまのために旅業を?」
アクセル「あ、俺たちはイセリアから来ました。世界再生の旅をしてるんです」
ドア「世界再生・・・?」
スザク「ここにいるコーネリアはマナの神子なんです。ほら、救いの塔も現れたでしょ?」
ドア「そなたが神子だと・・・?」
コーネリア「あ、一応そゆことになってるみたいです」
ニール「・・・ドア総督」
ドア「・・・うむ。神子さまはつい先程我らのもとにお越し下さったわ! この恥知らずめ!! 神子さまの名を語る不届き者! 即刻捕え、教会にひきわたせ!」
警備の者たちがどんどん屋敷に入ってくる。それに驚いたコーネリアは無意識にピンクの
羽を発現させる。
キリア「うわぁ! お父さま、ご覧になった!? あの方、羽が生えました!まるで天使
みたい。きれい〜」
ニール「ま、待て! みんな、武器をおさめよ! この方は間違いなくマナの神子さまだ!」
警備兵が武器をおさめ、コーネリアは羽をしまう。
ニール「あなたさまの背中に見えたものは紛れもなく天使の翼! 我らが無礼をお許し下さい 神子さま」
ドアと、秘書のニールは深々と頭を下げる
コーネリア「あ、頭を上げてください! ええっと・・・別にいいんです。みんなにもよ
く神子じゃないみたいって言われるし」
ドア「すると・・・再生の書を渡したあの神子は偽物だったというのか」
アクセル「・・・ちょっと待て。そういやさっきも神子が来たとかいってたな。再生の書
って何だ?一体どういうことなんだ?」
アクセルが問いただすとニールが答えた
ニール「再生の書は導師スピリチュアの旅の記録です。世界再生について具体的に記されている唯一の資料で、パルマコスタの総督が代々受け継いできた貴重な遺産なのです」
スザク「それだ! それさえあれば封印探しに困らないよ!」
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