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Re:SYMPHONIA
大海原を越えて
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なー。落とし穴の真上にいたなんてさ」

リリーナ「落とし穴ではなくてよ。山道管理用の隠し通路ね」

リオン「そろそろ行くぞ」

アクセル「おい、あの女の正体を突き止めなくていいのかよ」

リオン「どうせまた向こうから来るだろう。ここは狭いし足場もよくない。 場所を
    移した方が賢明だ」

アクセルたちは女忍者を無視して山道を越える。オサ山道は決して険しい道のりではないので簡単に越えることができる。
山道を越え、ようやく出口にさしかかったところで、再び先程の女忍者が現れた。

?「・・・ま、待て!」  すでに息切れをしている

アクセル「・・・すげー、追いついてきた(汗)」

コーネリア「あー、よかった」

?「う、動くな!」

リリーナ「・・・賢明な判断ね」

?「・・・さっきは油断したが、今度はそうはいかない・・・覚悟!!」

女忍者は札を取り出し、和風の魔物を召喚した。

?「式神・紅風! おいで!!」

式神は赤い獣のような姿で、背中には陰陽の9式が書かれた丸い金属盤が浮いている。
そして女忍者は起爆札を投げつける。どうやら彼女は魔符使いのようだ。

アクセル「まずは式神を片付けよう! 龍尾裂斬(りゅうびれつざん)!!」 上に斬り上げ、即座に下に斬り下す二段攻撃

スザク「ライトニング!」  微弱ながらも雷撃を式神にぶつける

?「紅風をやらしゃしないよ! 炸力(さくりき)符(ふ)!!」  起爆札を四方にまき散らす

リオン「隙だらけだ。 瞬迅(しゅんじん)剣(けん)」 忍者肩をを背後から貫く

コーネリア「ご、ごめんなさい! エンジェルフェザー!」 ピンクの粒子の羽から
                            尖った光線が飛ぶ

?「くあっ!」
女忍者が倒れると式神も消えた。どうやら式神は発動者の身体状況で消滅するらしい。

?「・・・くっ、覚えていろ! 次は必ずお前たちを殺す!」

そう言い残し忍者は煙幕でその場から消えた

アクセル「どうして俺たちが狙われるんだ」

リオン「・・・いつの世にも救いを拒否する者がいる」

スザク「ディザイアンの一員なのかも」

リオン「さあな。 いずれにせよ我々は常に狙われている・・・それだけのことだ」

リリーナ「・・・あの服」

アクセル「? どうしたんだ、先生」

リリーナ「・・・いえ 何でもなくてよ。行きましょう」

アクセル「そうだな。とりあえず、船を出してくれそうな所を探そうぜ」

一行はオサ山道を抜けて、どんどん南下する

アクセル「さっきの女、何だったんだろうな」

コーネリア「また会えるといいね」

アクセル「何言ってんだ! あいつ
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