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Re:SYMPHONIA
大海原を越えて
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すって・・・?」

スザク「(ホントなのに・・・)」

コーネリア「私、ちょっと散歩してくるね」

アクセル「俺も行こうか?」

コーネリア「ううん、だいじょぶ。一人で行けるよ」

コーネリアは、一人で海辺まで行った。

スザク「やーい、ふられてやんのー」

アクセル「うるせ!」

海岸

コーネリア「ウッ・・・けほっ・・・ 私・・・どうしちゃったの・・・?」

しかし、体の異変をコーネリアは誰にも知らせる事はなかった。
そして、朝になり、一行は次の封印を目指し旅立つ。

アクセル「先生、次の目的地は?」

リリーナ「パルマコスタを目指すべきね。この大陸では、これ以上の手がかりは得られな    
     いと思うわ」

スザク「世界最大の都だよ! マーテル教会の聖堂もあるし、学校もある。きっと何か手がかりが見つかるよ」

リオン「だが、パルマコスタを目指すならオサ山道を越えなければならない。
    それほど険しい山道ではないが、準備して行くにこしたことはないぞ」

        ―Extra 5   オサ山道―

オサ山道は緑豊かな山道で、小動物も多い場所だが、最近はモンスターも棲みつき始めた
という。岩肌は石英色で、ところどころでむき出しになっている。樹にはサクランボが多
く生っている。
アクセルたちがここに足を踏み入れ、山道越えを始めようとした時、誰かの声がした。

?「待て!」

そこに現れたのは黒髪で青い忍装束を身に纏う女忍者だった。

アクセル「・・・何だ?」

コーネリア「アクセルのお友だち?」

アクセル「さあ・・・」

?「・・・この中にマナの神子はいるか?」

コーネリア「あ、それ私です」
?「! 覚悟!!」

謎の女忍者はクナイを握ってコーネリアに斬りかかろうとした。・・・が、何故あるのか分
からない落とし穴に忍者はかかり、そのまま奈落の底へ落ちていった・・・。

全員「・・・あ」    リオン「・・・」

コーネリア「ど、どうしよう・・・」

リリーナ「気にすることはないわ。 ここで相手が落ちなければ、あなたが殺されていた
のかもしれないのだから」

コーネリア「だけど・・・」

アクセル「・・・まあ、ちょっと可哀想ではあったな・・・」

コーネリア「あの人、死んじゃったりしてないかなぁ?」

スザク「仮にあの人の体重が45kgとして、この穴が・・・10mだとすると重力加速度
    を9.8として計算しても死ぬような衝撃じゃないよ」

アクセル「??? じゅーりょくかそくどぉ?? よくわかんねぇけど、生きてるんだな?」

スザク「多分ね」

アクセル「しかしまー、運の悪い奴だ
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