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Re:SYMPHONIA
業火眠る灼熱の地
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番大きいはずだ。避けきれないだろう・・・だが
    教えたな?入口で粋護陣なる防御の型を」

アクセル「なにぃ!? 練習してないんだぞ!!?」

リオン「出来なければ死ぬ。それだけだ    来るぞ」

遺跡の形が変わるほどの高熱を帯びたクトゥグハは、自分を纏っている炎を全てぶつける。

アクセル「くっそぉぉぉ!! 粋護陣!!」

アクセルの粋護陣と同時に全員が粋護陣を使う。見事成功し、炎から身を守った。炎を使
い果たしたクトゥグハの体には火の気一つもなかった。そこをアクセルがとどめを刺す。
祭壇が再び光り、今度はイフリートの魂が降臨した。

イフリート「再生の神子よ。祭壇に祈りを捧げよ」

コーネリア「・・・はい!」

コーネリアは祭壇にのぼり、祈りのポーズをとった

コーネリア「大地を護り育む大いなる女神マーテルよ 御身の力をここに!」

コーネリアが祈るとイフリートは消え、頭上から一筋の光が差し込み、レミエルが降臨し
た。聖堂の時と同じである。

レミエル「我が娘コーネリアよ 見事な働きだった」

コーネリア「ありがとうございます・・・・お父・・・さま・・・」

レミエル「封印を守護するものは倒れ、第一の封印は解かれた。ほどなくイフリートも目覚めよう。 クルシスの名のもと、そなたに天使の力を与えよう」

コーネリア「はい、ありがとうございます」

コーネリアの体が光り始めた。そして背中からピンクの粒子が出現した。
ピンクの粒子は羽根の形へと変化した。白い本物の羽根ではないものの、それは紛いもな
い天使だった。

レミエル「天使への変化には苦しみが伴う。しかしそれも一夜のこと。耐えることだ」

コーネリア「試練なのですね。わかりました」

レミエル「次の封印はここよりはるか東。海をへだてた先にある。 かの地の祭壇で、祈りを捧げよ」

コーネリア「はい。レミエルさま」

レミエル「次の封印で待っている。再生の神子にして最愛の娘コーネリアよ」

そう言うと、レミエルは天へと還って行った

アクセル「コーネリアに・・・羽が・・・」

コーネリア「うん。それにほら、しまえるんだよ」  羽をしまって見せる

スザク「すごーい! かっこいー!」

コーネリアとスザクは羽で遊んでいる。

アクセル「それにしても海か! すげー!船旅だぜ! 早く行こう!」

リリーナ「船・・・ね。このご時世に船が出ているのかしら」

リオン「まずは海岸線へ出てみるのがよかろう」

アクセル「二人とも、わかったからもうやめろって」

コーネリア・スザク「は〜い!」

一行は遺跡から出る

コーネリアが天使になった―。
羽を見ても明らかな事だ。
しか
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