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Re:SYMPHONIA
業火眠る灼熱の地
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を担うには心も若すぎる。彼らに救済の旅の責任を負いきれるかな」

リリーナ「私もエルフとはいえ、小さな村の教師。 あなたはお金で動く傭兵。そういう
     意味では私たちも世界救済という大業は、荷が勝ちすぎているのではなくって?」

リオン「フ・・・確かにな」

        ―Extra 4  旧トリエット跡―

トリエット遺跡―。火の封印の地であり、業火の番人イフリートの眠る地。砂漠の中の遺
跡だけのことはあり、砂で埋もれ、柱も折れ、魔物が棲みついている。

アクセル「あちー・・・疲れた―・・・」

スザク「ほら、やっぱりバテてる」

アクセル「もう砂漠は飽き飽きだぜ」

ノイシュ「クゥ〜ン!」

ノイシュが怯えたような声をだし、半歩下がる。

アクセル「どうしたんだ?ノイシュ」

リオン「気を付けろ・・・敵だ」

遺跡から赤色の結晶が襲いかかってくる。イフリートの使いだろうか。火の魔法を駆使す
る。 アクセルたちは結晶に翻弄されるが、リオンが敵を一掃する。

リオン「・・・このままでは足手まといになりかねんな」

アクセル「何だと!?」

リオン「とりあえずお前たちは自分の身を守るための技術を学んだ方がいい」

コーネリア「それは護身術みたいなものですか?」

リオン「そうだな。戦いの際 自らの防御を高める技だ。 私が今から見本を見せる。
    理屈さえ分かれば修得は容易なはずだ。」

そう言うとリオンはエクスフィアに力を込めだした。するとリオンの周りが光に包まれ、
干渉が容易でなくなった。

リオン「これを粋(さい)護陣(ごじん)という。覚えておけ」

リリーナ「あら、そういえばノイシュはどうしたの?」

アクセル「ほんとだ、いなくなってやがる。 あいつ・・・また逃げ出しやがったな」

リオン「魔物に敏感なのだろう 今後も魔物の多そうな場所ではノイシュをあてにしない
ほうがいい。かわいそうだ」

コーネリア「ねぇねぇ、ここが封印なのかな? ウチの紋章があるけど・・・」

コーネリアは奥に設置されている石板を見て言った。

リリーナ「素晴らしい!!!」

全員「!???」

リリーナ「みろ、この扉を! 周りの岩とは明らかに性質が違う」

何かがおかしい先生は石の扉を見つめて笑い出す

リリーナ「くくくく・・・思った通りだ」

狂いだした先生は扉にスリスリしはじめた

リリーナ「これは古代大戦時の魔法障壁として開発されたカーボネイトだ! ああ、この
     すべらかな肌触り・・・見事だ??」

リオン「・・・・・いつもこうか?」

スザクは違う方向を見つめ、アクセルたちに目を合わさない・・・

アク
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