非情の檻
[9/9]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
追放処分とする」
「出て行け!」 「出て行け!」 「出て行け!」 「出て行け!」
村人が全員で二人に非情の言葉を浴びせる。
アクセル「迷惑かけて、すまなかった・・・」
ファイドラ「その気持ちがあるのなら、どうか神子さまを追いかけて守ってやっておくれ
そうすることで世界が救われれば、きっと皆の気持ちも変わるじゃろう」
フランク「コーネリアも・・・きっとそれを望むはずだ」
アクセル「ああ・・・。償いはする。 俺のせいで亡くなった人のためにも必ずコーネリ
アを守るよ」
スザク「ボクは、アクセルについて行くよ。アクセルが追放されたのはボクのせいだもん
だから・・・ずっとついていくから」
アクセル「なあ、スザク。 そのエクスフィアはお前が装備しろよ
マーブルさんの・・・形見だ」
スザク「・・・うん」
アクセル「要の紋の使い方はゆっくり説明するよ。 どうせ・・・長い旅になるしな」
スザク「そうだね・・・」
ノイシュ「クーン」
アクセル「行こうぜ、ノイシュ」
ファイドラ「命を粗末にするんじゃないよ」
フランク「キミたちに、マーテルさまのご加護がありますように」
こうして、アクセルとスザクは旅に出た。帰る所を失い、つらく悲しい門出になった。
今の二人には、イセリアはまさに非情の檻といえよう。
鳥籠から放たれた二人。 旅路の無事を祈る者がいないのなら、せめてここから・・・
To Be Continued
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ