非情の檻
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アクセル「バーカ、いいんだよ」
イセリア人間牧場
?「正面ゲートの記録装置を解析しろ!」 監視H「はっ!」
?「今の跳躍は、本当に人間だけの力か・・・?」
水色の髪で、左腕が武器の男は静かにそう言った
イセリアの森 中部
アクセル「なあ、ノイシュ。なんかお前聖域出てからソワソワしてないか? どうかしたのか?」
ノイシュ「クゥ〜ン」
アクセル「変なヤツ・・・」 ノイシュ「クーンクーン!!」
アクセル「な、何だよ!?」 ノイシュ「クゥ〜ンクン!!」
アクセル「全然わかんねぇよ・・・お前、喋れればよかったのにな」
―House 1 ダイクの家―
森の中にただ一軒、木造の家が建っている。近くには小川が流れ、墓が一つある。
アクセルはその墓を見つめて言った。
アクセル「ただいま、母さん・・・」
ダイク「おお、おかえり」
アクセル「ただいま、親父。 あのさー、要の紋を作ってくれないか?」
ダイク「何でぇ、いきなり」
アクセル「今日知り合った人が要の紋なしのエクスフィアをつけてたからさ、要の紋なしのエクスフィアは体に毒なんだろ? それともまさか、いったん要の紋なしのエクスフィアを装備したらもう手遅れなのか?」
ダイク「そんなこたぁねぇ。ただ要の紋がないエクスフィアは取り外すだけでも危険だ。
だから抑制鉱石でアクセサリーを作って、それにまじないを刻むことで要の紋に
するしかねぇなぁ」
アクセル「ふーん それで大丈夫なんだ。 じゃあ、腕輪でイイや。 すぐ作ってくれよ」
ダイク「ちょっと待て。その要の紋がないエクスフィアってのはどこの誰が身につけてる
ンでぇ?」
アクセル「・・・え? あー、えーっと・・・ 旅の人だよ。旅の傭兵」
ダイク「そんな訳ねぇだろ エクスフィアってのは基本的にディザイアンどもしか使って
ねぇんだ。 奴らから奪ったなら要の紋もついてるはずでぇ」
アクセル「そ、それは・・・・・」
ダイク「ドワーフの誓い第11番 嘘つきは泥棒の始まりでぇ! 正直に話せ。どうして
要の紋が必要なんだ?」
アクセル「・・・今日牧場で知り合った人が要の紋なしのエクスフィアをつけてたからさ」
ダイク「牧場に行ったのか!?」
アクセル「わ、悪かったよ! ちょっと色々あってさ・・・」
ダイク「ディザイアンにエクスフィアを見られなかっただろうな?」
アクセル「ああ、大丈夫だよ・・・でもどうしてそんなにこいつのこと隠すんだ?
今日村に来た傭兵なんか堂々と装備してたぜ」
ダイク「・・・お前のエクス
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