神託の日
[1/10]
[1]次 最後 [2]次話
―かつて世界の中心に、マナを生む大樹があった―
―しかし争いで樹は枯れ、かわりに勇者の命がマナとなった―
―これを嘆いた女神は天へと消えた―
―この時、女神は天使を遣わせた―
「私が眠れば 世界は滅ぶ・・・ 私を目覚めさせよ」
―天使は神子を生み、神子は天へ続く塔を目指す―
―これが『世界再生』の始まりである―
Re:SYMPHONIA ‐リ・シンフォニア‐
#1 神託の日
?「・・・・・・・さい」
?「起きなさい アクセル・バークライト!」
アクセル「zzz」
?「アクセル!!」
黒板消しがアクセルに向かって飛ぶ
アクセル「いってえ!!」
?「・・・立ったまま眠れるなんて器用ねえ」
教室の隅でバケツを両手に持って立っているアクセルの姿がある
アクセル「あ、リリーナ先生 授業終わったのか?」
リリーナ「・・・もういいわ。じゃあ、今の答えを・・・スザク、あなたが答えて」
スザク「はい 姉さん」
スザク「古代大戦は勇者ミトスによって聖地カーラーンで停戦されました」
リリーナ「よろしい。その後、勇者ミトスは女神マーテルとの契約によって
戦乱の原因であるディザイアンを封印しました」
アクセル「でも、ディザイアンたちは復活して俺たちを苦しめてるじゃないか」
リリーナ「前に授業でやったでしょ? 封印が弱まるとディザイアンが復活するのよ
ちょうど今のようにね」
アクセル「わ、分かってるよ・・・ちょっとド忘れしただけで・・・」
リリーナ「今日は予言の日です。マナの神子がマーテル様の神託を受ける重要な日よ
では、神子コーネリア」
コーネリア「はい」
リリーナ「世界再生の旅について答えて」
コーネリア「ディザイアンを封じる旅のことです。
女神マーテルの試練をこなすと世界を護る精霊が復活し、マナも復活します」
リリーナ「そう、さすがは神子ね。現在の食糧不足や日照りはマナの枯渇が原因です」
アクセル「・・・・・・!」
コーネリアがアクセルに微笑む
リリーナ「これはディザイアンが人間牧場でマナを大量に消費しているからだと言われて
いるわね。 神子の旅は、マナを復活させディザイアンを消滅させる旅だと言えるわ。
じゃあ、次の問題は・・・」
カッ!!
アクセル「な、何だ!?」
コーネリア「!・・・・これは」
リリーナ「静かに!・・・どうやら神託がくだるようね。私は聖
[1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ