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Re:SYMPHONIA
神託の日
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う。子どもは村で大人しく留守番でもしている方がい
    い」

村長「リオン殿の言う通りだ・・・さあ、私たちはまだ打ち合わせがある。お前たちはも
   う帰りなさい」

二人は外へ出る

コーネリア「待って、二人とも! さっきはごめんね」

アクセル「別にお前があやまることじゃねぇだろ」

コーネリア「そっか、ごめんね」

アクセル「あのなー・・・・・まあいいや」

スザク「そうだコーネリア、お誕生日おめでとう」

アクセル「!?」

スザク「クッキー焼いてきたよ。明日旅に出ちゃうことが分かってれば もっとちゃんと
    したもの用意してたんだけど・・・」

コーネリア「ううん、スザクのクッキーおいしいから大好きだよ どうもありがとう〜」

スザク「で、アクセルは?コーネリアに首飾りを作ってあげる約束だったよね」

アクセル「や・・・やば」

スザク「・・・まさか忘れてたりして」

アクセル「あ、あとちょっとで完成なんだ 明日、旅立ち前に渡すよ ホントだぞ!」

コーネリア「嬉しい! それじゃあ出発時間が決まったらアクセルの家まで知らせに行く
      ね」

アクセル「でも、危なくないか?」


コーネリア「私、神子として旅立つんだよ? だからだいじょうぶ。それじゃあね」

コーネリアは家に戻り、スザクはアクセルの顔を見て言う

スザク「・・・・うそつき」

アクセル「これから作れば間に合うだろ」

スザク「ふーん。まあ、いいけど ところで今日はもう帰るんでしょ?途中まで一緒に行
    ってもいい?」

アクセル「いいけど、何か用があるのか?」

スザク「友達に会いに行くんだ」

アクセル「ふーん お前、村の外に俺以外の友達なんていたっけ?」

スザク「いいでしょ、別に それよりさ、準備がしたいからウチに寄ってってもらえると
    助かるんだけど」

           スザク・リリーナの家

スザク「えっと・・・ここにサンドイッチの材料があったはず・・・」

アクセル「準備って料理の材料か? なんでまた・・・」

スザク「料理をバカにしちゃいけないよ ボクらは癒しの魔法を使えないんだから料理
    で体力つけないと」

アクセル「そうだよなぁ、薬草も安くないもんなぁ」

スザク「ありがとう じゃあ、行こうか」

アクセル「それにしても、あのリオンとか言うヤツ ムカつく!」


スザク「足手まといって言われたこと、まだ根に持ってんの?」

アクセル「そりゃ、あいつは強いけどさ!」

スザク「たったひとつの取り柄けなされちゃ、腹立つよねぇ〜」

アクセル「たったひとつってゆーな!」

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